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いつだったか「田舎は同調圧力鍋だ」という言葉を発する方がいらっしゃいました。 何となく同意できるような気がしつつ、聞いた時には深く掘り下げてみなかったこの言葉。 つい最近になって、この「同調圧力」を生む要因に思い至りました。 気付きを得られたのは、哲学対話の最中にどうも問いが深まらないなと感じる場面から。 そうした場面ではたいてい、各々の持論が熱く語り合われているのですが、そこには同調・同意を求める姿勢が伴っていることに気付きました。 対話に慣れ、問いを上手に深めていける方
八幡浜で「哲学対話」を始めてみました。 「哲学対話」とは、日ごろ疑問に思うことなどから問いを立て、みんなで考えを話し合ってみる場です。 例えば「なぜ働くのか」「友だちとは何か」「『有意義』とはどういうことか」など。 その目的は、著名な哲学者の論説等を学ぶこと等ではなくて、深く考えることに慣れたり、いろいろな考え方があることに気づいたりすることにあります。 東京をはじめとする都会を中心に実践が広がっていますが、地方でこそこの取り組みを広めてみたいと思い、継続的に開催していくこ