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2022年有難う! -0.01の秘密-

2022年も今日を入れてあと3日。
暗いニュースはテレビに任せて、いつも感動するスポーツで今年1年を振り返りたい。スポーツは誰にも何の忖度もない、筋書きもない。ひたすら自分やチームが目指すところのために真剣に競い合う。そんな人間の美しい姿を見ているのが大好きだ。

サッカーワールドカップ日本代表の大活躍はまだ記憶に新しいが、今年もスポーツからたくさんの明るい話題をもらった。
圧倒的強さで青学が優勝、残り1km付近で法政が劇的にシード権を獲得し大興奮したのは新春恒例の箱根駅伝。2月の北京オリンピックでは日本選手団が過去最高のメダル数獲得。プロ野球では4月にロッテの佐々木朗希投手が28年ぶりに完全試合を、村上宗隆選手は三冠達成。海の向こうでは大谷翔平選手が二刀流で大活躍。夏の甲子園では仙台育英高校が東北勢初の優勝。そして11月からのサッカーW杯カタール大会。いつも若者たちの姿から目に見えないたくさんのプレゼントをもらっている。

さて、今年は選挙があった年だった。4月には弘前市長選挙、7月は参議院議員選挙。いい候補者に政治を託せば世の中は当たり前に良くなるはずだと思って投票しているが、残念ながらどうもそうなっているようには思えない、いやむしろ悪くなってないかと感じることすらあるのは気のせいか。実は今回選挙カーに乗る貴重な機会を頂いた。選挙カーから支援を呼びかけながら手を振ると、目をキラキラ輝かせている小学生、中学生、高校生らたくさんの「未来」の大人たちが手を振り返してくれる。そんな彼ら彼女たちがいくつになってもキラキラした笑顔でいられる社会を残すのが我々「今」の大人たちの責務だ。とはいうものの果たして自分には何ができるのだろうか。たいして知名度はないし、影響力もない。ましてや政治家でもない。

ところで0.01という数字は大きいだろうか小さいだろうか。
普段扱っている数字、時と場合により人それぞれ感じ方は違うだろう。1の倍数は何倍しても1のままだ。それが1.01になるとどうだろう。1.01×1.01は1.0201だ。さらに1.01をかけると1.030301だ。つまり1日0.01%成長すると3日後にはおよそ1.03倍成長していることになる。1年365日後にはおよそ37.78倍だ。逆に0.01%怠ると翌日は0.99、さらに0.9801、0.970と少なくなっていき、1年後にはおよそ0.025倍となる。同じ「0.01」だが、どう使うかで1年後には約1,511倍もの差が生じる。(株式会社楽天グループ 三木谷浩史氏より)

そっか、0.01でいいのか。この0.01を「未来」のために使おう。これなら俺でもできそうだ。毎日なんでもいい、昨日プラス0.01何かやろう。落ちているごみを拾うでもいい、困っている人の話に耳を傾けるでもいい、何か発信するでもいい、勉強するでもいい。始めてみたが今のところ目に見える大きな変化は何もない。だけど見えないところできっと世の中は良くなっているはずだ。本当に大切なものは目に見えないんだよな。
あのキラキラした目をした若者たちが「大人」になってもキラキラしていられるように0.01を続けていこう。自分もまだまだ密なので。(笑)

最後に、以下の言葉で2022年を締め括りたい。今の時代のまさに正鵠を得ている。
最近は「文脈」ではなく「単語」で文章を解釈する人が増えているように思う。ぜひ行間を読みとり、自分なりの「真実」を見つけて頂けると嬉しい。私自身会社員時代は上司や会社の方針に疑問を抱くことも多くしょっちゅうぶつかり悩んだものだ。それでいいのだ。

*医師でありアフガニスタンの発展に尽力された中村哲さんの言葉とされているが出典は不明。

本年も大変お世話になり有難うござました。
2023年も宜しくお願い申し上げます。

どうぞ良いお年をお迎えください。

感謝。

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医者を信用しない事 大人を信用しない事
大人たちがする事を丸呑みしてはいけない
ニュースを鵜呑みにしてはいけない
我々は自由なようで本当は不自由であって
限られた情報の中で生きているんだという事を忘れずに

公式発表を鵜呑みにせずに
本質は何かと鋭く見ていく事が 
大切なのではないか
我々年寄りはいずれ死んでいく
この後始末をしなくちゃいけないのは君達ですから
もうちょっと世界を研ぎ澄ました目で見る目を
養っていただきたい。
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