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子供は小学校に入学する前に字がかける方がいいのか

結論は 「字は書けなくても問題ない」
けれども「ひらがなが読める方がいい」

【理由】
小学校では文部科学省が定めている「学習指導要領」に則って学習の指導をしています。これは日本全国どこの小学校に行っても同じ教育が受けられるということです。(都会のマンモス校であっても山間部の少人数の学校であってもです。)そして、小学校1年生の国語の学習では、「鉛筆の持ち方」「鉛筆の動かし方」から始まって「ひらがな」を1文字ずつ丁寧に学習していくことになっています。ですから、小学校に入学する前に「ひらがなが書ける子」も「ひらがなが書けない子」も同じように1文字ずつ、1から学習していきます。
ですから、小学校入学前に「ひらがなが書けない」ことは問題ではありません。
【入学前に身につけておきたいこと】
興味関心をもって学ぶ姿勢です。
「ひらがなの学習」で言うと、ひらがなが書けるとしても、書けないとしても、先生の話(授業での指導)を、「興味と関心をもって真剣に聞く」そして「課題に前向きに取り組む」ことができることです。
「知っている」「書ける」と言って、まじめに授業に取り組むことができないとしたら、「授業がつまらない」ということになって、良くありません。
【ひらがなが読める方がいい理由】
学校の多くの場所は、ひらがなで名称が書かれているからです。また、靴箱や机、ロッカーなどひらがなで「なまえ」を書いてある学校がほとんどです。ですから、自分の名前は書けなくても、書いてある名前を見て「自分の名前」だとわかる(読める)方がいいのです。
※ 学習以外に生活全般で、「入学前に身に着けておきたいこと」は改めて書きたいと思います。

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