ゲーム考察(サクラ革命)

なんかnote作成するの久しぶりです。

私の大好きなゲームシリーズがソシャゲとしてリリースされ、最近になってようやく第一章をクリアできたので今年最後の投稿はこちらの考察を記載したいと思います。

こちらのアプリ、正直なところ、サクラ大戦シリーズが好きな人からはあまり良い評判は聞きません。

おそらく登場人物が戦闘の際に光武(ロボット)ではなく霊子ドレス(パワードスーツ)を扱うことになっているなどシリーズの名前を関している割にいろいろと独自設定が多いことで賛否が分かれているのかなと推測はしています。その部分も加味して加味してレビューすると次のようになると思います。

総評はソシャゲとしてキャラゲーに割り振ったこと自体はある程度機能している。キャラゲーとしてのポテンシャルは十分に感じるものの、ソシャゲとしてのゲームバランスは悪いので大きな調整がないと継続して遊ぶことは難しそうといったところです。

ここからは総評について気になった点と良かった点について掘り下げていきます。

さて、総評の中で私は本作について「ソシャゲとしてのゲームバランスが悪い」と記載してましたが、「ソシャゲとしてのゲームバランス」の定義についてはっきりしておきたいと思います。

私が考える「ソシャゲとしてのゲームバランス」とは「短時間、もしくは、簡単な操作で課題達成による満足感をプレイヤーがどれだけ得ることが出来るように設定されているのか」ということです。本作はそこが最も大きなネックになっています。

本作はあのFate/Grand Order(以下、FGO)を開発したDelightsWorksが開発元なためか、様々な部分において5年前にリリースされたFGOと酷似している箇所が非常に多いです。

ここでは別アプリであるFGOについて多くを語ることはしませんが、「サクラ革命」との共通項に以下の3点があります。

・戦力が充実していないと1ステージをクリアするために時間がかかる

・ステージに挑戦するために必要なAP消費量が多いため、すぐ枯渇する

・キャラ育成に必要な素材のドロップ率が異様に低く、要求される数も非常に多い

この要素だけ見てもアプリをインストールしたばかりの人にとってはハードル高いと思います。(実際、私もこの記事を書くと決める前に一回アンインストールしてました。)

何というかやっててコスパが悪いんですよね。ソシャゲに同じだけの時間を使うなら他のソシャゲに回した方が満足感を得られるよなって思う瞬間が多々あるというか。

具体的にいうと、消費APは3分の2、素材ドロップ率は2倍くらいが適切じゃないかなと。現状、レベリングもきついですし。

あとはデイリーミッションの達成条件も地味に大変なんで改善した方が良さそうかなと

デイリーミッションをすべて達成すると毎日石が10個(3日で1回ガチャ回せる量)もらえるんですが、そのためには8回ほどステージクリアしないといけないのが地味にきつい・・・。

今は年末年始である程度時間が確保できるから良いとして、連休終わったら絶対こなすのが難しくなるという確信めいたものがあります。他アプリとの共存を意識するなら、ここは低く設定しておいた方が良さそう。

1ステージクリア当たりの時間から逆算すると多分、8ステージから3ステージくらいに条件を緩和すると平日でも達成できる人が増えると思います。

ざっとではありますが、気になった点はこれくらいですかね。次は良かった点について触れます。

本作の良かった点、それはずばりメインストーリーです!

・・・まぁ、先ほど1回アンインストールしたと言ってましたが、考察するにあたって少なくとも第一章くらいはクリアしてやらないとなと思って頑張って進めてみたんですが、思いのほかキャラクターの個性も出ており、ストーリーも王道展開ながらも伏線回収からのどんでん返しもしっかり入っており、ストーリーを進めていくにしたがって徐々に引き込まれていきました。

また、第一章をクリアするために必要なレベリングについては最低限で何とかなるように考えて設計されていることはわかり、ちゃんとリリース前に調整したんだろうなと感じましたし、そこも個人的には評価したいポイントです。

私が最初ストーリーを進めなかった理由についてはチュートリアル後のガチャ開始までの流れが雑だったことと、”ガチャの中身もよくあるブラウザゲームのようにとりあえずいろんな県の出身の美少女キャラをレアリティで分けて出しとけばいいだろうとか思ってんのかな”と勘繰ったからというのもあるのですが、第一章をクリアしてその疑念はある程度払拭されました。(ただメインストーリーで一部の星3キャラに関しては出番がまったくなかったことも確認してはいるので完全にゼロではないです。)

従来のサクラ大戦シリーズとは少しテイストは違いますが、ゲームバランスの調整さえ何とかなれば優良なゲームになるだけのポテンシャルは十分秘めたゲームだと思います。

もしこの記事を読んで気になる方がもしいれば、とりあえず第一章クリアまで騙されたと思ってやってみてください。きっとこの記事で書いたことの意味がわかるはずです。

あと、その際は「伊万里くすの」という星4キャラはリセマラなどで必ず引き当てて、すぐにレベル20にして個性(パッシブスキル)を解放することをおすすめします。

このゲーム、最高レア(星5)はいなくてもある程度何とかなりますが、上記キャラはFGOのマーリン並みに使い勝手いいので序盤に確保してるだけでかなり便利です。

あと、メインストーリーを進行する際には他のソシャゲのように強力なフレンドの力を借りてごり押しはできないのでその点もあらかじめご了承ください。

(2021/1/2追記)

メインストーリーの際にフレンドの力は借りれるようです。こっちの勘違いでした。申し訳ございません。

フレンドになるためには相互フォローの必要性はないので、レアリティが高く強いキャラがサポートキャラに設定されている人をかたっぱなしからフォローしていくのが良いです。

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