イジってくれてありがとう!

最近人と話していると「クスモトくんは人に興味なさそう」と言われることが増えた。

いや、最近はめちゃくちゃ興味あるのに何でかなー?
と思いつつ、面と向かって言ってもらえるだけありがたいなと思っている。
おそらく今まではそれすら言ってもらえることもなく「あ、コイツ他人に興味ねーな」と思われて自然と離れていっていたのだろう。
実際、以前は興味がなかったのだから。

正確に言えば、「好意を持っていることが相手にバレたら終わり」だと思っていたので、他人に興味無いフリをする必要があったのだ。
自分自身、精神面がいつまで経っても中学生なのを自覚している。全然成長していない。

中学生の頃は、好きな女の子がいることが周囲にバレると散々イジられ、囃し立てられていたような学校だったのも影響しているんだろうか?
当時は「罰告白」というノリがあり、全く好きでもない人に告白しなければならないという「罰」を賭けて勝負したり、などがあった。漫画みたいな話だけどマジだ。
…割とよくあるんだろうか?あれはやべーと思って絶対に関わらないようにしていた。

そうやって他人をいじっている人ほど、ちゃっかり誰かと付き合っていたりするのだ。すると革命でも起きたかのように価値観がひっくり返る。
彼氏彼女がいる奴がカーストのトップに立つ。
振り回されるこっちの身にもなれ!
…そう考えると、中学校に上がっても「恋心」をイジられる環境は意外と珍しいのかもしれない。
高校だと誰かと付き合った事のない奴がイジられるのが「当たり前」なんだよな。

本題に戻る。

「人に興味が無さそう」とは、何を指しているんだろう?
「人が好きな人」と自分は何が違うんだろう?

ここからは僕の勘だけど、たぶん「感情と共感」がキーワードになると思う。

「人間」よりも「事象」(要するにお勉強だ)に目を向けてきた僕には、人の感情も人に対する共感も経験値が足りない。
「事象」に対して行うのは「理解」と「解釈」だからだ。たぶんこっちなら出来るんだろう(自分で言うのもおこがましい話だけど)。
常々noteに書いていることだけど、人の感情を掴んでいけないと漫画のキャラクターにも命は吹き込まれないということがよく分かった。
だからこそ、最近は人に興味津々だ。

「人に興味が無さそう」とは、何を指しているんだろう?
「人が好きな人」と自分は何が違うんだろう?

それを聞けるようになったら、周囲からの僕の評価がまた少し変わる気がしている。

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