自分に興味がない理由

僕は自分に興味がない。と、思う。
「思う」というのは、自分でもよくわかっていないからだ。でもどうやらそうらしい。

そう言われるエピソードをいくつか挙げてみる。
・自動車教習所に通っていた頃、実技の講習で先生と雑談をしていると、
「君は自分のことを他人みたいに話すんだね」
と言われた。
・僕は朝風呂派なのだが、その理由は「人に会う時汚いと良くないから」。
人に会わない日は風呂に入らなくても全く気にならない。むしろめんどくさい。

なんで自分に興味がないのだろう?
人に見た目の事を言われたことがないから?
ファッション雑誌を読んでこなかったから?

僕が思うその理由は、「やる事がたくさんある人生だった」から。
毎日勉強して遊んで、テレビ見て本読んでゲームしてたら、自分に興味持つ時間がなかったんじゃないか。
たぶん「自分」の優先順位が低かったんじゃないかなぁ。

と、いまいち自分に興味が無い僕だが、ここ数年自分のことで気になる事がある。
それが「太ったこと」。
理由は泊まり込みのアシスタント仕事で出前ばかり食べていたからなのだが、その1年間で10キロ太った。

さすがに10キロ太ったのは気になるなぁ!!
明らかに腹が出たし、ランニングすると脂肪が震える震える。
脂肪って自分の意思とはまったく関係なく動くのがこの上なくムカつくのだ。

ちなみに太った原因である出前生活は、当時ついていた作家先生の趣味である(良い飯を食わせてアシスタントを太らせるのが大好きらしい)。
いいご飯たくさん食べさせて頂いてそれはそれは最高だったのだが、それとこれとは話が別だ。

話を戻す。
皮肉にも、太ったことによって自分の見た目が気になるようになり、必然的に自分に興味を持つことになった。

なんとなく人の目が気になるし、今まで履けたズボンが履けなくなる。
こうなると、ダイエットするしかないじゃん。
(ダイエットが成功したかどうかは別だ)

というわけで、仕方なく自分に興味を持ち始めたことで、どうにか他人にも興味が出てきやしないかと期待しているのである。

いや他人にも興味ないんかいっ!ビシッ

めちゃくちゃ自分語り失礼。
でも、これも自分に興味を持つための一環なのでご勘弁を。

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