「やる気」は続かない。「習慣」にするのだ。

さて、ついにやる気が出た。
また漫画を描こう。

きっかけはいくつかあって、タイミングという部分もあるが、書かせてもらう。
・ダイエットの成果が出た
・YouTube大学を見た
・「ルックバック」を読んだ
大まかにはこの3つだ。
一つずつ説明する。


・ダイエットの成果が出た
体重が5キロ落ちた。嬉しい。
これは、単純に「体重が減って嬉しい」というだけではない。
「継続の仕方」を、覚えたのだ。
どんなことも、続ければ成果が出る。
…でもそれを続けるのが難しいわけだけど、ダイエットを5ヶ月続ける事によって、継続するためのコツが掴めてきたのだ。

さて、継続のコツとは。

システム化だ。
僕は「あすけん」という食事管理アプリを使って食事を記録するところから始めたんだけど、まずは「記録」だけをやった。ダイエットはしない。記録だけだ。
僕はご飯を食べる時でもスマホを手放さない。だからルールを決めた。
「食事の時に」「あすけんに食事を記録する」と。
これがシステム化だ。これが体に馴染むまでは、他のダイエットなどは一切やらない。
食事の記録を当たり前にできるようになったら、次の段階へ進むのだ(習慣化にはだいたい2〜3週間かかる)。
そうやって次は「毎日体重計に乗る」「栄養バランスを考えた食事を取る」などのダイエット法をシステム化して、暮らしに組み込んでいった。

…ということで、継続のために大事なのは、低いハードルを一つずつ体に組み込んでいく「システム化」が大事だということに、だんだん気づいていった。

・YouTube大学を見た
あっちゃんのYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」で、「後回しにしない技術」という動画があった。
これは…今欲しいやつ!と直感的に思った。
あー、そういえば夏休みの宿題は最後まで溜めるタイプだったな。
後回しにしない技術を身につけた僕は、もう後回しにしない(謎構文)。
詳しくは、あっちゃんのYoutube大学を見てくださいね。

・「ルックバック」を読んだ
これを読んだ新人漫画家は全員筆を折ったと噂の(?)藤本タツキ「ルックバック」。
僕も読んだけど、2度目は薄目で読んだもんね。センスの暴力がエグくて直視できなかった。
本作は藤本タツキ先生の自叙伝的な側面もある(主に前半)と勝手に思っているのだが、作中の主人公はえげつない努力をしている。
あ、これやってたから藤本タツキは天才なんかい。と思いました。
でも要するに、これをやれば天才になれるんだろ??とアホの僕は思ったんですね。
つまり、「習慣」ですね。
年がら年中描きまくる。

いや、当たり前だろ?と思うんですけど、これが全然できてなかった。

だったらやるしかねえので。


ということで、近い時期にいくつかの偶然が重なり、「習慣化」していけばいいのだ、という答えをゲットしたので、すごくやる気が出た。
このやる気が切れる前に、描くことを習慣化しなければ。やる気が出なくても描けるように。

このやる気を習慣化するために始めたのが「毎週ネームを1本描く」という地獄の千本ノックだ。
1本目のネームはここにも上げたけど、あれは12日かかった。いきなり無理だった。2本目もすでに10日くらい経ってる気がするけどまだ未完成だ。ぜんぜんだめじゃん。
ちなみに、アシスタントしていた時の先生に新人時代の話を聞いたら、毎週ネームを担当編集に持っていくということを1年くらい続けてたと話していた。化け物だ。
そんなことどうやったらできるんだろうね?

習慣だ。きっと。

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