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2019年をふりかえる

まだ来ないと思っていた2020年が目の前にきて、ふと、思い出になってしまう前に2019年を振り返ってみようと思いました。

ほとんど毎年、私はおじいちゃんとおばあちゃんの家で年を越します。おじいちゃんのいない年末は今年が初めてで、少し寂しいけれど、今年も変わりなく紅白は始まって、美味しいものが食卓にあって、弟と妹とケラケラ笑って、無事に年が締めくくれそうでほっとしています。横で、鍋がぐつぐつと煮えています。年越しそば、ちゃんと食べます。

節目の年

二十歳を迎えた2019年は、自分にとって節目の年になりました。

取り組んだことは大きく3つあります。

1.スウェーデンでの、海外インターンシップ
2.学生NPO団体においてプロジェクトリーダーを務めたこと
3.執筆・表現活動を始めたこと

6週間の海外インターンシップ

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春休みを利用して、スウェーデンの小学校で6週間インターンシップに参加していました。1ヶ月以上海外に滞在することに加えて、「海外で働く」ということは初めての経験でした。

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現地の子どもたちと放課後をデザインする、というテーマのもと、日本文化のワークショップや絵本作り、食育など、思いついたアイデアを実践していく毎日でした。

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そこで学んだことは、自分は影響力をもっていたいと思っていて、何か変化を届けられる自分が好きだということ。子どもたちや先生たちの反応、学校に増えていく創作物をみて、日本人の自分がここへ来た意味を感じました。

また、文章をかくのが好きなことにも気づきました。毎日かいていた日記は、そのときにしかかけなかった、一生の財産です。

また、スウェーデンからの帰りに、1月に帰国を見送ったフランスの友達にも再会しました。

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彼女は、私がアイセックに入会して、初めてマネージャーを務めさせてもらったインターン生でした。彼女の実家に泊まらせてもらって、日本にいたときに教えてくれた南フランスをたくさん紹介してもらいました。海外インターンシップが繋いでくれた縁は一生大切にしていきたいです。

リーダーとは、を学んだ1年

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私は学生NPO団体アイセック・ジャパンの神戸大学委員会に所属していて、今年は受け入れ事業局のあるプロジェクトリーダーを務めさせていただきました。

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3人で始まった「夢の国プロジェクト」は、5月に6人の1回生を迎えて9人のチームになりました。運営する海外インターンシップが、団体の理念やミッションに添うものとなるよう、また関わってくださった海外の学生や受け入れ企業様、アイセックメンバーにとって価値の届くものとなるよう活動してきました。

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本当のことをいうと、途中でおれそうになったときもありました。8人の時間と期待を背負ってから気づいた責任の重さに押しつぶされそうになり、自分の至らなさと弱さに逃げ出したくなる夜もあって、葛藤する毎日でした。

私はそれまで、リーダーというものを分かっていなかった。こんなにもできないことに向き合わされた経験は初めてでした。

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でも、自分だからできる在り方で、自分のチームを、自分の理想を実現させるために、今の自分がいること。これ以上に幸せなことはないと、8人がくれた文章を読んで、自分がリーダーになった意味が少し分かったような気がしました。

プロジェクトリーダーの任期は来年の2月まであります。私はそこで、アイセック神戸大学委員会を離れることも決めています。その最後まで、経験や学びを還元できるよう、メンバーを幸せにできるよう全うしようと思います。

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今は、2月にこの9人でディズニーに行くことが何よりも楽しみです。

人の魅力を最大化したい

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私はずっと、自分が何をしたいのか、分かりませんでした。

でも、この1年で、その答えにつながる種をたくさん集めることができたと思っています。

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頑張っているひとが損しない世界、人の可能性や魅力が最大化されている世界が、私は好きです。

今は、そんな世界を、自分の好きな「文章をかくこと」「編集」「デザイン」「写真」を通して実現したいと考えています。

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2019年は、ご縁あって、インタビュー記事の作成や、商品を魅力化する東京でのインターン、執筆活動をさせて頂いたり、所属する団体の雑誌編集長を務めさせて頂いたり、言葉やデザインで表現することを重ねた年でもありました。

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来年も、自分の心の向くことに本気で取り組んでいきたいと思っています。

自分の名前が好きになった

今年私は、20歳になりました。この20年間、たくさんの人に出会って、いろんな経験をさせてもらって、今の自分があると思っています。

私はずっと、自分の名前に対して良いイメージをもっていませんでした。「子」っていうのが昔っぽくて、親が小泉今日子のファンなんでしょ、と揶揄されるし、特別な意味も聞かせてもらってはいなくて。

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でも、ここ最近、特にこの1年を思うとこの「今日子」という名前が好きになりました。1年も人生も、すべて「今日」の積み重ねで、どんなに昨日や明日がこわくても、今日があるから生きられる。私はいつも無意識に、そこに救われていたんだと気づきました。

名前に恥じないよう、これからも日々を大切に、今日を生きていきたいです。

来年も、よろしくお願いします。

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