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暮らしは政治と繋がっている

人として自らを治める事が最初の政治であるが、社会と切っても切り離せないのが、個人であり、国民国家の政治というシステムである。

完全な自給自足で、全く物を買わない、車に乗らない、公共の移動手段を使わない、税金を払わない、電気やガスを使わない人には関係ないかもしれないが、現代の私たちの暮らしは自分1人で成り立つ事が出来ず、必ずどこかで他者に頼って生きている。

物を買う時の消費税は大企業の減税分に充てられ、諸々の税金は戦闘機や武器購入、社会保障やインフラに使われている。

私たちの道具である金銭が、他者の助けにもなれば、隠蔽されて悪用もされている。

この現行の政治システムは厄介なもので、民主主義の構造上、多数決にならざるを得ず、かならず少数者が生まれる。

多数決により決定されたものは、少数者にとっては暴力でしかないのだから、かならず多数派は少数派の事を考えなければならない。

その配慮がなければ、暴力が隠蔽されていようが隠蔽されていまいが民主主義は実質破綻していることになる。

現代の政治のあり方には疑問しかないが、ある特定の地域の治め方を考えるとき、その地域が治るあり方の共通認識を持つ事はとても有効な手段である。

人の成長はそれぞれの段階を持つ。

地域が治るあり方の共通認識を持つ事が大切であり、それが本来の政治の役割だと感じている。それも暴力に依存しないあり方で。

私たちのメッセージは、出さなければ届かない。

嫌なものは嫌という勇気を持たなければ、相手に伝わらずに、暴力を認可してしまうことにもなる。相手もそれを良しとする。

赤子は、自分の意見をはっきりと言う。
嫌なものは嫌、必要なものは必要と。
それは意思表示が生死に直結しているからだ。

私たち大人は、立場や自制心を優先してしまい、本当の想いを蔑ろにしてきた。
それによって世界が崩壊するスピードは急速に増している。

争いをするのではなく、自分のメッセージを発して、コミュニケーションをする事。

人間はコミュニケーションによって社会を成り立たせてきた動物だ。

現代人は、SNSや通信網の発達で、コミュニケーション能力が上がっているように感じるかもしれないが、完全にコミュニケーション能力障害に陥っている。

それは、よく喋るかどうかの問題ではなく、心を開いているかどうかの問題である。

人が心を閉した現代で行われる政治は最悪だ。

より良い世の中である為にも、私たち一人一人が心を開いて政治に参加する必要がある。

#政治
#世の中
#コミュニケーション
#心を開く

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