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怒りについて考える

僕は怒らない

僕は、怒らない方だと思います。
生まれつきな気もするし、歳を重ねるに連れてより怒らなくなった気もしています。

周りからよく、「怒らないよね〜」、とか
「そういう人が怒ると一番怖いんだよ」と
言われます。笑

そんなときは決まってこう返します。
「僕が怒っても大して怖くないと思います。っていうか、そもそも怒りません。」


怒らない理由①

怒るのが面倒くさいからなんだと思います。

職場の研修で、クレームを受けた際には、まずはお客様の要望に耳を傾け、お客様の望みを理解することが大事だと教わりました。

よくある要望としては、「金銭的なもの」と
「謝罪」の2種類。
僕は、どちらも要りません。(もちろん、相当な損害を被った場合はしっかり要求します。)

A:クレームを言う労力やその後の雰囲気等
B:要求が通った場合に得られるもの

上記を天秤にかけたときに、Aが圧倒的に重くてとてもコスパが悪く感じてしまうのです。


怒らない理由②

そもそも期待していないのだと思います。

これも職場で教わったことですが、期待通りでは普通止まりで、期待値を超えてはじめて満足してもらえるそうです。

期待値>サービス →不満(クレーム)
期待値=サービス →普通
期待値<サービス →満足、感動

日本のサービスは、レベルが高いとよく言われていますよね。

上記のような考えの企業が多いからこそ、そう言われるようになったのだと思います。

ですが、ハイレベルなサービスに慣れきってしまった現代では、お客さんの期待値が高すぎるのではないでしょうか?



怒らない代わりにしていること

普段当たり前のように、そんな高いレベルのサービスを受けられているのだから、まずはそのことに感謝をしています。

そして、普段のサービスのレベルが高い分、
少しのミスくらいは多めに見てあげても、
「トータルで見たらプラス!日本のサービスを受けられている俺ってツイてる!」と誇張なく考えています。

そのため、きっと僕の期待値は低いです。
そして、その低い尺度で測った上で、下図のように行動しています。

期待値>サービス →諦め(感謝・お礼を伝えない)
期待値≦サービス →満足(感謝・お礼を伝える)



まとめ

失われた30年と言われる日本では、長引く不景気のためか、周りを見渡しても(自分も含め)、仕事が楽しそうでない人が多いです。

でも、仕事は人生の多くの時間を占めるものだから、楽しかったり、やりがいを感じられた方が良いに決まっています。

僕は、感謝されたり、人の役に立っていると感じられると、やりがいを感じられます。

多くの人も同じであるなら、寛大な心と感謝の気持ちで接し、誰かのやりがいづくりのお手伝いができたらと思っています。

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