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【Mリーグ】麻雀は理不尽

昨日、約半年間に渡るシーズンが終了し、KADOKAWAサクラナイツの優勝が決まった(おめでとうございます)。
麻雀は理不尽な競技である。

Mリーグは異質だ。個人競技をチーム競技に、短期決戦を長期決戦にしたのが、Mリーグ。他のどの競技でもこれほどの変化はできない。せいぜい、バスケットボールの試合を5対5のフルコートの試合を3対3のハーフコートにするくらいしか(これもかなりの変化だが)。
そして、麻雀の競技自体も異質である。半荘の全ての配牌が一向聴や聴牌だったら、素人がプロに勝つことだってある。そんな競技だ。
ただ、Mリーグではチーム競技にし長期決戦にしたことで、麻雀の理不尽さを限界まで下げた。麻雀のエンタメの部分を最大限発揮し、それが成功したからこそ、大の大人たちがひとつの卓に向かって全力で打ち合い、全力で応援できる競技となった(ほんとにすごいことです)。
4年目ともなると、チーム力の差が露呈し始めているわけだが、それでもまだ連覇したチームはないし、4年連続で3位だったチームもある。今シーズンのファイナル最終日にも、ひとつの牌が横にズレていたら、上下が逆だったら、結果は変わっていたかもしれない。

やっぱり、麻雀は理不尽だ。

だからこそ、必死になって打ち込み、応援し、神に願い、悔やみ、また全力で懸けるんだろうな。。
そんな理不尽競技の麻雀を見るのも打つのも好きです。

これからもMリーグを応援します。
選手・スタッフ・関係者の皆さん、お疲れ様でした。

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