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#005 より良い明日を迎えるために/評価は完成してから

こういちです。

明日が良い日になればいいと誰もが願うものです。
今日よりも、
明日はいい暮らしを送ることができるよう、
明日はより良い自分になれるよう、
素敵な行いをしていきたいものです。

完成前の評価

何か目標を見つけて取り組んでいくと、その過程では小さな満足が自分を労ってくれたりします。
この小さな満足はとても大事で、小さな階段を積み上げていく過程では、小さな満足が自らのモチベーションを確保してくれます。

しかし逆の場合もあります。
それは小さな成功に溺れてしまうという現象なのです。
結果が残せる人は完成する前に作品を評価することはまずありません。
しかし、多くに人は小さな成功を満足するのではなく、小さな成功を評価をしてしまうとも言われています。

「評価」は良くも悪くもできるものなのですが、最近では「評価する」ことを「高い評価をすること」と捉えられている風潮があります。そのため小さな成功を評価してしまうと、結果はまだ出ていないにも関わらず「結果が出せた」とも捉えてしまいがちになります。

また小さな成功を評価した時に、もし「結果が出せなかった」とするならば「期待するほどの良い結果ではなかった」ということになるのでしょう。「悪い結果」だとしても、それも「結果」ではないのでしょうか。
良い成功だけが「結果」であるとすれば、悪い結果に対しての反省や改善は縁遠いものとなったりはしないでしょうか。

「結果」とは原因があって出てくるものですし、また結果は「出す」ものではなく「出る」ものです。完成前に評価してしまうということは、本来完成した時の「結果が出る」を見届けることなく、自ら「結果が出た」と自己完結させてしまい、未完成品しか出ない結果になります。

完成した「結果」も良いときも悪いときもあるのですが、もし「悪い結果」だったとしても「悪い結果」=「悪い評価」では決してありません。また目標を見つけて取り組めば良いのです。

結果を残せる人は完成前に評価せず、必ず自分と向き合いながら進んで行ってます。

自己評価は成長のストッパー

評価とは、
1 品物の価格を決めること。また、その価格。ねぶみ。
 「評価額」
2 事物や人物の、善悪・美醜などの価値を判断して決めること。
 「外見で人を評価する」
3 ある事物や人物について、その意義・価値を認めること。
 「評価できる内容」「仕事ぶりを評価する」

このことから「評価」は、他の人や物に対して行うことであり、また「評価」の過程に於いては、定められた基準を元に評価されたり、信用性が薄い物事だと多人数で議論されたりもします。

定められた基準を元に自己採点をするならともかく、自分の基準で自己評価をしてしまうと、大抵の場合は他の人からの「評価」との食い違いがあったりします。そういった要因でも自分での評価はするべきではないと思います。

自己評価は成長の過程では妨げになるストッパーです。

【ヤポンスキー こばやし画伯】

今回も最後まで読んで頂きありがとうございます(^-^)/

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