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若きクリエイターが集うDJイベント「Creator's Music Hour」を開催してみた

ども、けいてぃです。先日6月29日にデジタルハリウッドSTUDIO by LIGに所属する若きクリエイターたちが集うDJイベント「Creator's Music Hour」を企画し、開催しました。
イベントは動画を見て頂ければどんな感じかわかるかと思います。


イベントを開催したきっかけ

Webデザインの専門学校(以降デジLIG)でオフラインで飲み会を何回か開催していたので、ちょっと調子に乗って3月末にTwitterでこんなアンケートをとりました。

なんとDJイベントが1位をとりました。ひょっとして需要あるのかと思い、僕のDJの師匠でもあるがいさんとスペースをして、ちょうど一緒にいたメンバーを巻き込んでDJイベントをやろうと決めました。

最初はデジLIGの公式イベントにしたら面白いんじゃないかとメンバー間で盛り上がっていて、その時はもうデジLIG公式で行けるんじゃないかと勝手に妄想を膨らましていました。

※デジLIGにはWebデザインコースと動画ディレクターコースの二つがあり、Webデザインコースではイラレとフォトショで名刺やバナーを作る課題が、動画ディレクターコースではプレミアプロ、アフターエフェクトを使って動画を作る課題がそれぞれあります。なので今回のイベントはデザインと動画を両方掛け合わせたイベントにしたら面白いのではという発想に加えてDJイベントをやったら面白いということで始まりました。

運営との交渉

結果は公式イベントとはなりませんでした。企画書を準備しましたが、熱意が伝わらず、公式としてちょっとやりづらい、やる必然性が今のところ感じられないというお言葉を頂き、惨敗しました。

会場費も払ったわけではないし、ここで(´・ω・`)ショボンで辞めても良かったのですが、僕はDJイベントをやりたかったので何とかしてやろうと決意を新たにしました。

トーンダウンからの復活アイデア

とにかく人が集まるにはと当初、イベントのフライヤーと動画のコンテストをやろうと考えていましたが、実現性が厳しいとのことでどうしたらいいものか・・・?みんなでミーティングしたらがいさんの神アイデアが提案されました。

「みんなでリレーして作ったらどう?」

みんなで作るにふさわしいこの名案にみんな心が動きました。これをやろう。そして早速それを実行するため準備に取り掛かりました。
準備としてはレギュレーション作りです。とにかく基本的なところを抑え、何かあったらその都度修正していくスタイルに変更しました。

フライヤー制作、VJ素材制作

フライヤーのテーマとか

フライヤーは企画メンバーのけいてぃ、まっつー、ひろが代表になって3チームに別れて、それぞれ異なるテーマで作りました。けいてぃチームは「夏、夜、フェス」。まっつーチームは「大正ロマン」。ひろチームは「近未来」というテーマでやりました。

Twitterの関心度の変化

フライヤー制作は5月22日より開始しました。19日にイベントをやる告知をしてまだこの時は「ん・・・?何か始まったな・・・」程度だったと思います。

インプレッション数は1220、エンゲージメント率は29.4%。関心度は高かったかと思います。

ひろチームのにとさんのツイート。いいね25、インプレッション1356、エンゲージメント率5.9%

けいてぃチームのこばりんさんのツイート、いいね44、インプレッション2675、エンゲージメント率9.6%

まっつーチームのまっつーのツイート、いいね28、インプレッション2308、エンゲージメント率7.2%
ツイートインプレッション数は合計6339。足してみるとすごいですね。一人のアカウントで数百人フォロワーぐらいだとインプレッション数が2000くらいで頭打ちになるので複数の人で総合インプレッション数稼ぐのはいいですね。

実際のリレーの状況と課題

リレーしてやることになったはいいものの、作業時間と次の人への声掛けにどれくらい時間がかかるのかわかりませんでした。いちようこちらでは100人近いデジLIGの方とのつながりがあるので声がかけられなかった時の対応は用意がありましたが、実際にやってみないとわからないものでした。

3日で次の人へつなぐという期限は設けてましたが蓋を開けてみると平均して作業時間が5日かかりました。予定では5月22日から6月上旬でフライヤーは完成し、一つのフライヤーに8人関わらせるつもりでしたが、作業時間の遅れで7人で6月19日に完成と言う感じになりました。

またイベント後のアンケートを実施した結果、ラフデザインは初学者に、デザインにおこすのはスクール卒業生が経験者が望ましいという意見や、期限やルールが緩すぎてやりづらかった。との意見もありました。ここについては工夫が必要だと思いました。

VJ素材制作の状況と課題

VJ制作にはトレーナーの協力が不可欠でした。動画の方も運営と掛け合う時はコンテストを行うつもりでしたが、コンテストが不発に終わった動画コースの方は打つ手なし。。。と低迷していました。しかし、たまたま懇親会に参加していたトレーナーと意気投合し、VJに興味がある人も多いということで動画コースの人にVJ素材を作ってもらおうという企画になりました。

そもそもVJってなんなの?と言う方がいらっしゃっるのでわかりやすいツイートを拝借

この動画を見て頂ければなんとなくVJというものが分かってくれたと思います。実は動画コースにVJをやっている方がいらっしゃって、その人を巻き込んだら動画コースの参加率も高まるのではという仮定のもと動きました。

結果、VJをやっているトレーナーが当日参加できて、8人の有志が集まりました。そのうちタイミングが合わずで作れなかった人は除いて6人が実際にVJ素材の動画作ってくださいました。(個人的に気に入ったものをアップしました!)

今回、動画に関しては特別なレギュレーションを作らなかったことと、コンテストにしなかったので、アンケートではコンテストで1位を決めて欲しかったとか、そもそもVJを知らずループして使うものだとは思わなかったとの意見もありました。また、VJ素材の作るハードルが高すぎて作るのを断念した生徒も何人かいたとトレーナーから教えてもらいました。これに関しても工夫が必要そうです。

イベントに向けての準備

準備できたことと、準備できなかったこと

さて、フライヤー制作や動画制作が順調に進んでいる中で、やることがあります。それは当日イベントの段取りです。具体的にはお店とのやり取り、DJ陣とのやりとり、VJのトレーナーとやり取り、参加者集めです。一つ一つは大したことはないのですが、並行して行うので、どれを優先順位するか判断が難しかったです。僕は期日ごとに優先順位を決めました。あらかじめある程度の期日を作っておいて期日が近くなってきているの優先的に片づけていくというスタイルをとりました。
それに加えて、自分もDJやるのでDJの練習をしながら、卒業制作、イベント運営とこなしていました。

全体の段取りとしてはそれなりにうまくできましたが、できなかったことと言えば、空間の作りこみが出来なかったです。当初は店内の空間デザインもやろうというメンバーがいたのですが、多忙によりフェードアウトし、空間デザインを担当する人がすっぽりと抜けてしまいました。自分もそれを考える余裕がなかったので、最低限のVJブースの設置場所とLiveカメラの置く場所を考えていた以外はほとんどノータッチでした。

実際、当日のイベントのLive配信ですが、マイクをオンにし忘れて音が入っていなかったというミスを起こしました。役割分担の大事さを深く身に沁みました。やりすぎは注意です。

・・・そしてイベント当日

当初参加人数が危ぶまれていましたが、実際に当日を迎えてみると、想像以上の盛り上がりをしました。みんなが笑顔でお酒を飲み、音楽を聴きながら楽しんでいるのがすごく伝わりました。

VJ体験をしているYくん
DJとVJ
着ぐるみを着てくれた方も
まっつーチーム集合!

この時は本当に楽しかったと言いようがなかったです。
受賞式にはWebコースのトレーナーが各チームのフライヤーを講評してくれました。ツイッター投票、トレーナー投票、参加者投票でなんとけいてぃチームが優勝しました!

数千円程度の赤字のイベントでしたが、イベント自体はツイッターも当日も盛り上がったということで第一回としては成功したのかなと実感しています。お店の店長やDJ陣からも次回開催の期待が高かったです。

次のイベントに向けて

次回もやります!とは確実に言い切れないですが、もしやるとしたらクリスマスぐらいにやりたいと考えています。反省も課題も多々あるので、今回の盛り上がりで満足せず、今度は万全な体制のもと、もっと盛り上げていきたいと思います。このイベントに限らず、デジLIGの卒業生と現役生をつなぐ企画がいろんなところで起こるといいなぁと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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