【カウチサーフィン】海外旅行の宿泊先はこれが良いし、これで良い！

2021年9月12日 02:45

海外旅行の費用抑えるために出来る工夫って何があるだろう？

ＬＣＣ使う。直行便じゃなくて少しでも安い乗り換え便で行く。ヒッチハイクで移動。ホテルじゃなくて少しでも安いホステルに泊まる。。。いや、ただで泊まれるカウチサーフィンを使う。

海外旅行費を少しでも削るときに大事なのが、交通費と宿泊費だと思う。けど飛行機代はどんなに頑張ってもタダにはならない（マイルとか使えばその時はタダかもしれないけど、マイル貯めるためにいろいろ出費しているはず）。だけど宿泊代ってタダに出来るんです。もちろん路上で寝るとか、そういうのではなく。（笑）それがカウチサーフィンを使うという方法です。

今回は、このカウチサーフィンというタダで宿泊先をゲットできるサービスについて、自分の経験を交えて紹介します。

カウチサーフィンとは

カウチサーフィン（Couchsurfing）は、ホスト（Host）と呼ばれる、宿泊先を無料で提供する側の人と、サーファー（Surfer）と呼ばれる、無料で泊まれせてもらう側の二者で成り立ちます。その名の通り、「カウチをサーフする」がモットーのサービスです。

つまり、モット―にあるように、家にあるカウチ（ソファー）、それって夜誰も使わないから空いてますよね、だったら旅行者のためにタダで貸し出しませんか？というもの。

ただこれはあくまでそういうモットーのサービスというだけで、リビングにあるカウチを提供してくれるホストもいれば、家の空き部屋をプライベートルームとして貸し出してくれるホストもいます。どのような環境を貸し出してくれるのかは、ホストのプロフィール欄に書いてあり、プライベートルームを提供してくれるホストを選べば良いので、プライベートルームじゃないとキツイなと言う人も安心です。ただ多くの場合、プライベートルームでもバスとトイレはホストと共用の場合が多いです。まあでもタダなんだからそれぐらいは妥協しないとね。ホステルも共用なんだし。また同時に宿泊できる人数もプロフィールに記載してあるので、友達、彼氏彼女と一緒にといった利用方法も可能です。

安全なの？

タダで泊まれるのは分かったけど、それって安全なの？ただより高い物はないって言うし。。。

結論から言うと、基本的には安全です！

理由①　レビュー制度

ホームステイのホストみたいに勝手に決められるというシステムではなく、サーファーはホストを自分で選ぶことが出来ます。逆も然りで、ホストもサーファーを選ぶことが出来ます。また、一回の滞在後にそれぞれコメント付きのレビューを残す仕組みなので、良いホスト、サーファーには必然とポジティブなレビューが残り、悪いホスト、サーファーであればネガティブなレビューが残ります。なので、いいレビューが多い（悪いレビューがない）、さらにはレビュー数が多いホストを選べば、危険な体験をする確率はまずないでしょう。

理由②　充実したプロフィール

カウチサーフィンには電話番号や個人番号ID等の認証制度があるので、それらが認証済みかどうかプロフィール欄で確認できます。認証済みのホストであればそのプロフィールの信ぴょう性は上がるでしょう。

その他にも、プロフィール欄には自分の写真や、提供する部屋やベッド、カウチの写真、また趣味やなぜカウチサーフィンを利用しているのか理由を書く自己紹介欄があります。写真を多く載せている人、自己紹介欄がきちんと書いてある人も信頼しやすいです。さらには自分のSNSのリンクを載せている人もいるので、それらの情報があれば、どのような人なのか知ることが出来ます。

以上の二点に留意して、きちんとレビューがある人、プロフィールが充実している人を選べば安全と言えると思います。

タダだからこそ良い（メリット）

これはお金節約できるから良いよねっていう意味ではなく、タダだからこそホストの質が良いということです。

変にお金が絡まないので、ビジネス目的でやる、ホスピタリティーのかけらもないような人が少ないということです。ホストからしたら、タダで自宅の一部を貸し出す訳で、そこから一切の利益は生まれません、むしろ手間が増えるだけです。なので、ビジネス目的でやる人がいないのです。ホストの中には、旅行好きだったり、他人や異文化と交流する人が好きな人が多く、純粋なおもてなしの心や親切心を持っていないと続かないのです。

今まで自分が出会ったホストのなかには、駅まで車で迎えに来てくれたり、観光案内をしてくれたり、行きつけのレストラン、パブに連れて行ってくれたり、現地人しかできないような体験をさせてくれたり、旅行中にトラブルがあった時には一緒に対処してくれた人などがいました。

デメリットというか仕方のない部分。

もちろんお金を払ってホテルに泊まる訳ではないので、不自由な部分もあります。

①時間管理

ホテルみたいに決められた時間内であればいつでもチェックイン、チェックアウトが出来たり、自由に出入りできません。ホストの人に合わせる必要があるので、自分の好きなようにはいかない時ももちろんあります。ただ、事前にホストに予定を説明しておけば、ホストの人も対応してくれることが多いです。

②シャワー・トイレ

例え部屋は個別でもシャワー、トイレは共用のことが多いです。

③食事

食事に誘ってくれるホストもいれば、食事は自分でしてというホストまで様々です。ホテルみたいに食事付きのプランの選択の有無はないです。

④ホストと過ごす時間

夜遅くまで遊びほうけて、ホストの家ではただ寝るだけみたいな使い方は出来ません。マナー的にもよろしくないでしょう。もちろんホストの家に何泊かするうちの一晩だけ夜遊びして、夜帰るのが遅くなるとかであればOKな人もいるとは思いますが、基本的にはホストも旅行者の交流を楽しみにしている人が多いので、ただの宿泊先としてだけの利用はしないほうが良いです。じゃないとホストも何のために泊めさせているのか分からないし、ネガティブなレビューを付けられる可能性が出てきます。なので、もし滞在中は朝から晩まで一人（もしくは連れの人と一緒に）みっちり観光したいというようなタイプの旅行者にはカウチサーフィンは向いてないです。

また基本的にはホストは日本語が話せないので、英語もしくは現地語をある程度話せないと厳しいかもしれません。ただそこまで言語面に関しては気負いしなくても大丈夫です、伝えようという気持ちさえあれば。

カウチサーフィンに向いている人

①みっちり観光するよりかは、滞在時間に余裕があり現地の人と出会って、仲良くなりたい人

もしあなたが数泊だけの弾丸旅行をする予定ならカウチサーフィンよりもホテルやホステルの利用を勧めます。逆に時間に余裕があって何泊もするようなのであればカウチサーフィンはお勧めです。なぜならそのほうがホストと交流できる時間が多いし、数泊だけして帰るような旅行なのであれば、カウチサーフィンを使うメリットを享受できないからです。

②外国語を勉強している人

英語の場合とそれ以外の言語の場合で少し状況は異なります。

英語も勉強している人であれば、滞在中のコミュニケーションがうまく取れるからです。逆に全く英語を知らない人だと大変かもしれません。

その他の言語（現地語）を勉強している人であれば、ホストが選びやすくなるからです。大体の場合ホストの人も全く共通点のない人よりも、自分の国の言葉を学んでいる人の方を選ぶから。

③お金がない人

タダだから。

まとめ

・カウチサーフィンとは自宅の空き部屋、空きスペースを無料で貸し出すホストと、そこに泊まれせてもらうサーファーの二者で成り立つ完全無料のサービス。

・ホストのレビューやプロフィールをきちんと確認すれば安全に利用できる

・むしろタダのサービスだからこそ、ビジネス目的でやっている嫌な人がいない。社交性、おもてなしの心、親切心を持った人が多い。

・メリットはお金が節約できること、現地人と知り合えること、人の優しさに触れられること。

・デメリットは、滞在中の自由が少し制限されること。

・現地流の生活を体験したい、現地人と交流したい、外国語を勉強している人におすすめ

私はホステルの利用経験もあります。ホステルも新しい出会いがあったり、良いことももちろんあります。ただやっぱり快適かと問われればそうとは言えないのではないでしょうか。今までカウチサーフィンのことを知らなかった人も、知っていたけど使ったことがなかった人も、今後はこのような選択肢を利用してみるのも良いのではないでしょうか？

※カウチサーフィンはコロナの影響で利用者が激減したことで、広告収入等で利益を上げることが出来なくなり、月額170円（年払いだと1000円）の寄付という名の利用料を払わないと利用できなくなりました。ただ一度利用すればすぐに元を取れるぐらいの額なので個人的には払う価値はあると思います。私は払いました。そして利用もしました。しばらく旅行する予定がないのであれば、その時まで支払わずに予定が立ってから支払いを開始するでもいいと思います。このカウチサーフィン有料化についても記事を書きたいと思います。

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