地方スタートアップとしての変曲点

どうも皆さん、こんにちは。お久しぶりです。
pippin（ピッピン）というソーシャルコマースプラットフォームを展開している株式会社EC-GAINのCEOをやっています。村田薫です。

たまにはnoteで近況報告したほうがよいとのアドバイスを受けたので久しぶりに書いてみたいと思います。
（しばらく書かないうちにサービス名称やサービス内容のリニューアルに資金調達にと大幅に変化したので前回の記事から読むと私や弊社のことを知らないかたにとってはカオスですが、ご了承ください）。

10月1日は弊社として一つの変曲点を迎えたかなと感じています。
株式会社EC-GAINは2016年4月に沖縄でECコンサル業として創業し、2019年ごろからは本格的にスタートアップ企業として方向転換し経営してきました。

OkinawaStartupProgramという琉球銀行、沖縄タイムスが主催となるアクセラに選んでいただいた事が発端となり、まだプロダクトも無い状態でエクイティによる資金調達という、地方としてはとてもユニークな展開からはじまり、沖縄発の地方スタートアップとして活動しはじめたというのが私たちの出発点です。

そんな純粋うちな〜スタートアップであるはずの弊社、EC-GAINのメンバー構成がなんと今月、沖縄在住のメンバー人数を本土に住むメンバー人数が超えたのです！

と言いますのも弊社はコロナ禍により2020年7月から全員フルリモートで働くようになり、沖縄在住か否かは採用選考の中で考慮する必要性が無くなり、2021年からは居住地に関わらずアルバイトやインターンの採用をしはじめたことを皮切りに、現在では沖縄以外にも東京、福岡、神戸、群馬にと多拠点にEC-GAINメンバーが点在しています。

これには2021年4月からは私自身も東京に引っ越し、自らリモートワークで働き始めたことも起因しています。
リモートワークは採用する側される側、双方の間口を広げ、弱小スタートアップである我々にとっても素晴らしい方々との出会いの可能性を広げてくれます。

実際に9月、10月は大変優秀で素晴らしい経歴のメンバーの参画もあり、事業の成長角度がガラッと変わると確信しています（異常なまでの熱量を持つGrowthエンジニア、この人には2000%敵わないなと思えるBizDev、入社2日目で早くも頭角を表す院卒元コンサルのCS）。
これだけではなく11月にはおそらく日本一MA/SFA/CRMの設計をしてきたラーニングアニマルな方も入社が決まっており、スタッフ一丸となってソーシャルコマースの市場を開拓していけることにワクワクが止まりません。

EC-GAINでは今後もオフィスワークではなくオンラインワーク（リモートワーク）を主体とした働き方を推進していくことで企業価値＆競争力を高めていくことに挑戦していくということを決め、このオンラインワークでの働き方について、推奨すべき行動や守るべきいくつかのマナーなどをドキュメントにまとめはじめています。

創業5年、スタートアップとして活動しはじめてからは3年弱と、人間に例えればまだまだ幼く、イチから“当たり前”を積み上げなければならない組織
であるという事を自覚し、学習することで、当たり前を当たり前にできる組織を目指すために作成してみました。
ご興味あればぜひご覧ください。

（*本ドキュメントは定期的にアップデートを図り、より良いオンラインワークでの働き方を促進していけるようにします）。

コロナ禍は徐々に収まりつつあるように思いますが気候危機という地球規模の問題がある以上、今後も我々人類は未知のウイルスの脅威や自然災害のリスクを抱えながら日々の活動をおこなっていかなければなりません。

そのためにはオンラインワークという働き方でも素晴らしい成果を出せる組織作りや運用方法を身につける必要があると考えています。

(とはいえ「法人という組織形態はオフィスを持つもの」という社会の慣例が大きいため、運用面では自分たちでは解消できない不具合も多く、その辺りは柔軟に対応を図りながらですが。)

EC-GAINではオンラインワークでも気持ちよく働ける環境づくりを推進し、素晴らしい人材が働きたいと思える会社を作ることで、事業を加速させていきたいと考えています。