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したため/和田ながら『擬娩』(2019年初演、2023年再演)出演者レポート

2019年12月に京都・THEATRE E9 KYOTO、沖縄・アトリエ銘苅ベースで初演、2023年2月に東京・こまばアゴラ劇場で再演された、したため/和田ながら『擬娩』の出演者レポートとして執筆。 公演の詳細な情報についてはこまばアゴラ劇場のWEBサイト、したためblogを参照ください。

「無限のあわいへ」

mimacul「さよならあかるい尾骶骨」 2019年 10/4(金)-10/6(日)@space bubu 演劇批評誌ACT26にてレビュー掲載。 https://aictact2018.wixsite.com/act26

Dance Fanfare Kyoto vol.2 レポート

 個人的な話だが、昨年のDance Fanfare Kyoto vol.1で「ねほりはほり」という企画にインタビュアーとして参加させて頂いてから私のダンスに対する興味・関心は俄然強くなった。小さいことではあるけれど所謂ダンス・パフォーマンス公演に足を運ぶことも少しであるが増え…というかまず折り込みチラシの束でダンス公演のチラシを素通りせず一々チェックするようになり(そこで気づくのが大阪という町のダンス・パフォーマンス系公演の少なさであるのだが)、挙句の果てには自身がダンス公演

「わたし(たち)」

 最近、31歳になった。  先輩方からすると、どうやら私たち以降の世代は大阪で演劇をするには不幸な時代に生まれてしまったらしい。扇町ミュージアムスクエア、オレンジルーム、近鉄小劇場、ナカジマ・リクロー…等々、輝かしい固有名詞の数々が象徴するようなかつての輝かしい大阪なんて知る術は無い。だけど、私たちはそこそこ楽しくやっている、と思う。確かに精華小劇場は無くなった。ナレッジシアターもどこへやら。でも、お金は無いけれど、結局皆それぞれがそれぞれで好きなことを好きなように楽しんでい