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「ニュートン式超図解最強に来!!次元」を読んで

私の脳内は三次元だ。いや、時空間も移動するのだから四次元か。

映画を見るか、原作本を読むか、どちらを先にするかで迷う。
さぁ、どうする?どうなる?
①映画が先の場合
内容が飛ぶ感じがするのだ。「えっ、その間になにがあった?」「はっ、これでエンディング?」と、物足りなさを感じることがよくある。
そうなると、映画を見た足で本屋にかけ込む。原作本を開き映画にはなかった箇所を映像化し、私の記憶には偽造された映画が残ることになる。
②原作本が先の場合
一冊まるごと一字一句映像化するのだから、映画とは比べ物にならない超大作が出来上がる。
それから、映画を見る。居眠りをしても、大概は困らない。そして、脳内超大作を見た後に、要約された映画は物足りない。

子供の頃の算数の文章問題も、大人になってからのビジネス書も映画に仕立てる。
今なら、ドラマ「スーツ」の織田裕二張りの超かっこいいビジネスマンが頭の中で動き回る。

誰でも脳内が三次元だと思っていた。そうじゃない人がいることを数年前に知った。
「電信柱ってどう見える?」
と、友達に聞かれた。
「細長い円柱!!」
「あのね、平面の細長い長方形にしかみえないんだよ。」
と、笑って言われた。
えっ、えっ、そ、そ、そうなんだぁ!!
そして、友人の言葉は続き、
「小説も文字は文字だから」
本から脳内映像には結びつかないというのだ。

そして、平面思考の衝撃はつい先日もあった。
26歳になった末娘が
「平面でしか考えられないんだよね」
「ん?いつから?」
「ずっと」
26年間、私は末娘も三次元で想像しているものだと思い込んでいた。
これでわかった、私からみての幼少期の数々の不思議ちゃん行動や言動の理由が。
そもそも見え方が私とは違ったのだ。
もしや、42年一緒にいる相方も平面思考?だとすれば、納得できる事は多くなる。

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