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「自分を安売りするのは“いますぐ”やめなさい。/岡崎かつひろ著」ビブリオエッセー


《まだまだ、何かに縛られているようです》

私は販売が苦手です。
販売の仕事を始めた頃は、「いらっしゃいませ」も「ありがとうございました」もなかなか自然体では言えず、かなりぎこちなかったと思う。
充分自覚があります。
そうですから、商品を売り込むなんてとんでもない事でした。
それでも、私なりに販売マニュアル本を読んでは、実践してみたりしたのです。
試食販売(今はコロナでNG)も何度もやりました。
どれも、販売には繋がった実感はありません。
そうなんです。自分がお客だったらを考えれば良かったんです。
「求めている人に、求めているものをお届けする。」
その場限りの売り込みは、後に続きません。
「食べてみたい!!」と買ってくださるお客様は、リピーターになってくれます。
自分以外の方への発送にも繋がります。
売りつけてしまったら、「買わされた」と言う思いが残ります。買わされた店には金輪際近寄りたくないです。

一時、テレビドラの台詞などでよく耳にした
「Give&Take」
それでは足りなくて
「Give&Give」
だと。
しかし、さらに
「Give&Be Give」
なんだそうです。

私はプレゼント下手でした。
どうも、チャンスを逃してしまいいのです。
最近は、相手の負担にならない「お節介おばさんの、勝手に本贈り送りプロジェクト」
を、まさに勝手にやっています。
本を読んでいると、妙に誰かのお顔が浮かぶ時があります。
その方にも読んでもらいたくなるのです。
送れば満足だし、所有権は渡るので、その後、読んだかどうかはわたしには関係ないのです。

プレゼントといえば、「プレゼンテーション」もプレゼントなんだそうです。
心を込めて、贈らねばなりません。
と言っても、できていませんでした。

身の丈
樽を知る
確かにそれは大事かなとも思いますが、どうもしっくりきません。
やはり、できれば稼ぎたい。どこまで稼げるのかチャレンジしたいという思いはあります。
身の丈や樽を知るを意識した稼ぎは、「わがまま」!!
それは、自分のことしか考えていないことになるのだそうです。
いっぱい稼いで、そのお金をいっぱい使えば、それは誰かの役に立つと言うのです。

まだまだ、思考が自由になれません。
「◯◯でなければ」
を全部捨てて、自信のあるものを、求めてくださる方にお届けしたいです。

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