彼女がいる人に告白してはいけないのか②
そうして、占いに頼ることにした私が向かったのは、
全国のスチュワーデスさんも多く訪れるという、有名なA氏のところへ。
何かのきっかけで行って、衝撃を受けて以来
私もちょこちょこお世話になっていた。
ちなみにその衝撃とは、その日臨時収入があったのだが、そのことをズバリ当てられてしまったのだ。何も言っていないのに。
当時中学生か高校生か。
そりゃ、信じるよね。笑
それ以来、将来の夢のことや、なんやかんやと相談するようになった。
そして、一平さんのことをある日打ち明けた。
「彼女がいる。せめて気持ちを伝えたいがどうか?」と。
そして、返ってきた答えはこうだ。
「それはしない方がいい」
「彼女がいるんだよ?迷惑だよ」
「自分がされたらどう思う?」
「やめた方がいい」
モノをハッキリ言う人だったので、オブラートには包まれていなかったそれは高校生の恋心には結構キツかった。
が、素直なので
(そうか・・・)
とあっさり信じた。笑
『信じた』って、今になればおかしな表現だが、
私よりも『正しい判断ができる大人』、もっと言うなら『正解を知ってる大人』で
しかも占い師だ。臨時収入を当てた人だ。笑
そんな、絶対的な人に相談する身とすれば
言われたこと=信じる
の図式が成立するのだ。ほんとーにピュアだった。
(ばかとは言わないであげて!!笑)
そうして、どうしようもない程の恋心は
出口のないままになす術もなく、
少しずつ少しずつ(チクン)という痛みとともに
遠く忘れ去られることとなった。
↑このことを、なぜかお風呂に入ってる時にふと思い出して、今回書いてみようと思ったのは
今の私なら
『彼女がいる人に告白してはいけない』
なんて、思わないな~と思ったから。笑
まぁ、そんな状況になったことがないからわからないけど、
もしどうしても好きになったのなら、告白するだろうな。
それは、「付き合って欲しい」とか、「私のモノになって」という
よりは
やっぱり「好きと伝えたい」と思うから。
『彼女がいる人に告白する』
あの頃、そんなことをするヤツは『悪党』だと思っていた。
多分・・少女漫画の影響かも。笑
周りにもそういうタイプは今も昔もいないので、略奪系は漫画やドラマの中のファンタジーだな~。
これでこのネタはおしまい。チャンチャン。
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