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メキシコのグアダラハラで食べるメキシコ料理はとても美味しい【前田家の世界一周】

noteの更新と現在地が全く合わなくなってきています。地元を出発したあとフロリダに行き、そこからメキシコ入りしたのですが、フロリダ投稿がまだできていない。ただ、どうしてもメキシコの食について書きたかったので、先に書きます。フロリダ(ディズニーワールド)の話はまた後で。

私は今、メキシコのグアダラハラという都市にいます。メキシコで第2の都市らしいです。つまり、東京在住の人からすると、大阪に位置する場所にいます。ただ、雰囲気は大阪よりも素朴です。


ローカルマーケット、楽し

現地の料理で何がよく食材として使われているのか、は現地のマーケットに行くとよくわかります。スーパーマーケットもそうですが、ガチマーケットって行くと楽しいですよね。

滞在先から歩いて15分くらいのところに、小さめのマーケットがあります。楽しすぎて、すでに2回行きました。アジア人がいない地域なので、そろそろ店員さんとマブになれそうです。

ここのマーケットでは、肉屋、魚屋、豆・スパイス屋、八百屋、日用品店全てが揃っています。普通に醤油も売っていました。まだ購入したことはないのですが、売っている豆の種類が多かったので、豆もメキシコ料理の中心となっているんだなとわかりました。八百屋さんでは、葉っぱ系の野菜はキャベツくらいで、あとは瓜、トマト、玉ねぎなどがあります。

山盛りのトマト

果物は、ピーチ、リンゴ、プランテーン、ツナ(南米フルーツ)など日本とほぼ変わらないラインナップです。あと、野菜と果物はガチ安いです。以下の量を買って230円くらいでした。

この市場の奥にポツンと魚屋さんがあります。生魚大好き勢の私は、なんとかして生魚が食べたくて、店主さんに声をかけました。

「Puedo cocinar un ceviche (セビーチェを料理したいです)」

質問じゃなくて、夢を伝える私。

店主さん、めっちゃ良い人で『色んな魚があるよ〜』と色々教えてくれました。ほぼわからなかったので、3番目くらいに指を刺した白身魚を「Esta!(これ)」と伝えました。

その後もスペイン語試練は続き、『(量り売りなので)どれくらいの量が欲しい?』と聞かれ、夫と私を指差して「Para dos personas(この2人用)」と伝えると、『オッケー!Medio kilo(500g)?』と絶対セビーチェ2人用より多い量を提案されました。どんだけ食うねん。まあいっか。

お魚を包んでくれるのを待っていたのですが、なんと店主さん、セビーチェように魚を細かく切ってくれました(涙)。しかも『この大きさで大丈夫?』と確認しながら(涙)。優しくない???スペイン語がろくに喋れない謎のアジア人夫婦に優しく接してくれて、笑顔で送ってくれました。

マーケットの方みんなかなり優しくて、察して気遣ってくれています。すごく安心して行けるので、グアダラハラ滞在中は、何回か行きそう。

偉大なるとうもろこし

グアダラハラはメキシコの中でも特に美食の街と言われているそうです。バイアスがかかっている可能性はありますが、今のところ食べ物は全部美味しいです。

世界の三大料理って、中国料理・フランス料理・トルコ料理と言われていますが、ここにメキシコ料理を入れたい委員会の初代会長になりました(事後)。

メキシコ料理は、南アメリカの古い文明(マヤ、アステカなど)を起点とし、スペイン料理の影響も取り入れた料理と言われています。割と素朴な料理が多い印象で、豆や色んな唐辛子を混ぜ混ぜした料理が多いです。あと、忘れてはならぬ「とうもろこし」の存在。タコス、トスターダ、スープなど、日本の米レベルにメキシコ料理の底を支えています。

500g買って12ペソ=100円以下

先ほどのマーケットでは焼きたてほやほやの、とうもろこし100%のトルティーヤが売られています。ちなみに、めちゃめちゃ美味しくて、超安いです。焼きたては何もつけず食べても、とうもろこしの香ばさで美味しく食べれました。前買ったトルティーヤは速攻で食べ終わったので、今度はキロ買いしそうです。

タコスに使われているトルティーヤも、もちろんとうもろこし。ちょっと変な文章のブリッジになりましたが、グアダラハラ市内のTaqueria(タコス専門のレストラン)に行ってきました。その名も、Taqueria Mexico。「寿司屋 日本」くらいストレートな名前。

びっくりしたのは、タコスのトルティーヤが小さかった件。手のひらサイズでした。

骨付き肉が乗るという斬新さ。ちなみにうまい。

具の量が多いからか、2枚重ねのトルティーヤがしっかりと包んでくれています。ちなみに、具は普通のステーキ肉だけではなく、胃などホルモン系もありました。最高か?

牛タンのタコスもあったよ
基本は1個19ペソ=150円くらい?

もちろんサルサソースもついてきます。辛い印象がありましたが、多少ピリッとはするものの、どのソースも辛すぎませんでした。

サルサ好きすぎる

肝心の感想なんですが「今考えても口の中がよだれだらけになるくらい美味しい」タコスでした。今まで食べたタコスの中で1番かもしれません。お肉の種類が豊富で、トルティーヤのとうもろこしの味が、どのお肉にも合うんです。邪魔はしないけど、自然な風味がお肉をまろやかにする。タコスうまい。とうもろこしうまい。メキシコ料理うんまい。


食べることが生きがいの私にとって、メキシコの生活はかなり楽しいです。自炊も、日本っぽい料理に拘らず、半分はメキシコ料理を作っています。マーケットやスーパーで買う生魚で、セビーチェも2回作りました。ノー食中毒!食べ物における失敗は、大量のハラペーニョを刻んだら、手が燃えるように痛くなったことです(現在)。ドンマーイ。


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