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台湾旅行記【京食堂精緻自助餐】中山区 台湾式量り売りビュッフェ #13

臭豆腐を食べたばかりだが、もう少し野菜が欲しい気持ちなのと、あまりにも混雑し過ぎている飲食店が気になり、立ち止まった。

これは退店後、入店前はもっと混雑していた

京食堂精緻自助餐
No. 172-2號, Long Jiang Rd, Zhongshan District, Taipei City, 台湾 10491

素食ではないが、色味が美しい
がっつり肉魚
緑はバリエーション少なめ

この他、ご飯や炒飯、ビーフンなどは追加オプション。
スープや飲み物はフリー、といったところであった。

周りの客たちから
「椅子を動かしてあげるからここに座りな」
「ライスは皿を買うんだよ」
「飲み物はここから出るんだよ」
「スープはコップじゃダメだ、カップにしなさい」
と、次々にお節介が飛んでくる。

ある程度は分かっていながらも、必要に応じて従いながら食事をいただく。

ビュッフェ 2皿 280元(¥1340)【★★★★☆】

シメの一皿

量り売りというよりかは、目視での会計だった。
割と台湾ではよくあるシステムなのだが、これがなかなか分かりづらく気分でも変わる気がするので、人によっては不満が出るらしい。
(Googleの口コミが荒れている)
気持ちは分からなくもない。

大きな揚げ物や焼き魚などの一品ものは追加料金となることが多く、とりあえず基本は地雷と思って欲しい。

イカ、美味い!

とはいえやはり量り売りビュッフェの平均点は高め。
これらは恐らく全て1から作られている。

ここでは特に、ニラの鰹節和えが美味しかった。
台湾では珍しく、少し濃いめの味付け。

この店舗は台湾素食ではないのだが、思い返すと素食の方が「脳に届く味」が多い気がする。
台湾素食は肉魚卵五葷が無いにもかかわらず、脳がブルブル震えるのだ。

何がどうなっているのかは分からないが、まだまだサンプルを増やす必要はある。

しかし、なかなかに絡みの多い混雑人気繁盛店であった。

台湾は「二度と会わないであろう人間」にも、リターンを求めず世話を焼く者が多い。

これをうるさいと思うか、楽しいと思うか、ありがたいと思うか。
人それぞれだろうが、私は今のところ、これが大好きでたまらない。

1つ1つが心に沁みる思い出として、味と共に刻まれていくのだ。

私も2度と会わない人どうこう関係なく、親切に生きていこう。

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