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台湾旅行記【大豊氷品】中山区 豆花かき氷 #13

2日目はスコールがひどく、特に昼過ぎはピークに。
食後のデザートと雨宿りを兼ねて、行きに通りかかったかき氷屋へ入ることにした。

大豊氷品
No. 265號, Jilin Rd, Zhongshan District, Taipei City, 台湾 10491

秒で決められるわけがない

またしても期間限定のマンゴーかき氷に悩む。
1杯180元(¥900)、高くはないはずなのだが。
ノーマル品は40元(¥200)スタート、なおかつそれらが十分に美味しいのでなかなか勇気が出ない。

まずは翻訳

伝統的と言われてしまうと、頼むしかなくなる。
あとはスタンダードの安価で1杯いただくことにした。

傳統刨冰75元(¥385)【★★★★☆】
スタンダードかき氷+4種トッピング

4種トッピング、とは言ったものの、何が何だかわからないのだ。

好きなものをどうぞ

どれがなんなのか。
またしても説明もヒントも無い。
そして、それとなく急かされている。
何度か食べていると、黒糖タピオカや杏仁豆腐、プリン辺りが定番で置いてあることを覚えた。
豆の種類やごろっとした黄色いもの、紫色のものがよく分からない。
店舗によっては、具によって追加料金がかかる記載を見かけたこともある。
映えだけを気にして4種類注文してみた。

引くレベルで盛りがすごい

1種類伝えた時点でドカっと盛られる。
残り3種類乗せ切れるのかと思うほど。
結局のところ、黒糖タピオカ+タロ芋ペースト+さつまいも+杏仁豆腐だった。
タロ芋ペーストは優しい甘さの里芋感。
これだけで十分お腹にたまる。

パインかマンゴーだったらいいな、と思った黄色い角切りはさつまいも。
タロ芋より甘めでこれもまたどっしり来る。

杏仁豆腐はミルク感薄め、普通。
タピオカは見ての通り、テンパったゆえに注文、もう1品とモロ被りしているのである。

粉圓冰45元(¥225)【★★★☆☆】
黒糖タピオカ氷

ほぼ溶けかけている

これで¥225は十分すぎる。
儲けにならないのではと思うほど。
Q彈(Q弾)とはもちもち、弾力のあるものに使われる言葉らしい。
ここではタピオカを指すのだろう。

かき氷屋でスコールの中、宅配のUberが受け取りに来る。
システム的に大丈夫かと思いながら、少し羨ましい気持ちと、これくらい食べに出れば良いのになという複雑な目でびしょ濡れの配達員を眺めていた。

どこへ行っても何を食べても、まだまだ経験値がどばどば手に入る。
安くて美味しいは本当に素晴らしい!

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