作曲をする方たちに向けて

昨日は運営するNPO法人Music Planzの総会/第6期決算報告でした。

 私の給与はじめ全運営の透明性を会員に報告すると共に、今後の運営方針をお話しました。
総会決算報告のあとは、毎年恒例となっている、作曲家/Music Planz名誉会長穂口雄右との会話タイムです。

 会員からの音楽人生に関する数多くの質問を予め渡して、名誉会長が貴重な経験談とユーモアを交えて回答くださいました。

 曲を作ることの素晴らしさ/楽しさ/持つべき心構え/自分の正しさを貫く/日本音楽の現状/耳を良くする方法/音楽理論は大事。「音楽理論」論は無意味/○ーク●ーには気をつけろ/そもそも音楽家は普通ではない/感動のメカニクス/モチーフの重要性/のめりこむ/お金の使い方/自分に投資しろ 

 やるべきことを一生懸命に勉強して練習する。
ちょっと考えればアタリマエなことです。
音楽ではこのアタリマエのことをやればやった分だけすごい曲がかける。

でも、この音楽でのアタリマエが、数多くの「正しくない」方たちによって否定されています。 

 ・感性と才能がものをいう 

・音楽理論知らなくても大丈夫!いらない!! 

 もし、小学校中学年以上から音楽をはじめて、曲を作りたいと思うようになった方は、このように言う人達からできるだけ離れてください。 

 物心前から音楽を習い、コード&スケールの仕組みを知らずとも「耳」で全てわかる極一部の方、およびそうである「設定」の方たちのこういった言葉があまりに安易に信じられすぎてしまい、「努力せずとも才能でなんとかなる」と感化されやすい若者の未来を摘み取ってしまっています。

「やるべきことを確実にこなしていく努力の継続」を持続できることこそが「才能」と呼ぶべきものです。 

この「努力と継続」の必要性を理解できる方ならば、50才以降の音楽未経験者であっても決して無理な話ではありません。 

 曲を作るためにはやるべきことが死ぬほど山ほどある。
その努力と継続の結果がすべて曲のクオリティに出る。

これがアタリマエです。

 ですが音楽では「才能と感性の間違った認識」にかき消されてしまいます。 

「やるべきこと」を無視し、ただ闇雲に曲を作ってもクオリティは上がりません。

 作曲に興味を持つ全ての方に有益な情報を収集し共有する。
Music Planzはこのアタリマエのことを会員とともに実行し続けるNPO法人です。

 最後に、名誉会長の重要なワード 

「自分に投資しろ」

 Music Planzが「自分への投資」として最高の場であること。こちらを強くお伝えいたします。

タダもしくはケチって音楽を学ぼうとしても結局大きな回り道をすることになります。
と同時に、現状の音楽大学/専門学校/音楽スクールでは超高額な投資の割にあまりにリターンが無さすぎます。

 昨日の総会では、コンテンツと対費用効果の点でMusic Planzがベストな選択であることをあらためて確信しました。 

 今後は、Music Planzでのポピュラー音楽受講コンテンツ等、これまで以上に情報発信を行っていきます。 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?