俳句ポスト~「霜」
最近、気まぐれでしか出していなんじゃ?とお叱りを受けそうですが、不定期ではあるものの、ちゃんと俳句を作っています。
そんなわけで、最新の「松山市俳句ポスト」より。
並選です。
さて、今回のいつき先生のお言葉で気になったところ。
私は結構傍題を使う方なのですが、そのニュアンスの違いを掴むのが、割と悩みどころです。
やはり、基本は「季語」の本質を掴んでから、傍題のニュアンスを把握していく……という流れになるのでしょうか。
先月、地元の牡丹焚火俳句大会のときに、桔槹吟社の方とお話させていただきました。
そのときに「作句の上で何を一番重視するか?」という問いを投げかけられました。
私が出した答えは、「季節感」。それを突き詰めていくと、いつき先生の解説のような答えになるのかなあ……と感じた次第です。
ちなみに、質問して下さった方のお答えは「切れ」。こちらも、納得のできるお答えです。
とはいえ、地元の俳句大会に投句するというのは、また違う流派の世界を覗いてみるということでもあります。
今回、地元の俳句大会では残念ながら入選ならずでしたが(一足先に原稿冊子?が手元に届いています)、流派によって少しずつ重視する視点が違うのかもしれません。
ですが、それもまた俳句の世界の醍醐味なのでしょう。
また、牡丹焚火俳句大会の時に伺った小話として。
やはり、大会の名目に合った季語を使うのが鉄則だそうで、「牡丹焚火俳句大会」の場合、牡丹焚火の季語及び傍題以外のものを詠んだ句は、選外にすると仰っていました。
なので、やはり詠んだら歳時記との照らし合わせは必須ですね。
ぼちぼち、結社入会もしてもっと「詠む」機会も増やしたいなあ……とは思っているのですが、俳句とは関係のないところで、「歴史系」の会(睦会・須賀川史談会)との兼ね合いもあるので、悩ましいところです。
以上、今回の俳句ポストの結果でした。
これまで数々のサポートをいただきまして、誠にありがとうございます。 いただきましたサポートは、書籍購入及び地元での取材費に充てさせていただいております。 皆様のご厚情に感謝するとともに、さらに精進していく所存でございます。