この5ヶ月間を振り返る

3月以来の投稿。
人生、何があるかわからないね、というのが5ヶ月ぶりのひとこと。

4月から念願の在宅ワークが始まり、人間関係の問題もなく通勤もなく、まさにストレスなしの生活に手放しで喜んでいた。
収入はグッと減ったけど、なんとかやり繰りしていくことも学んできた。

しかし一番のことは、病気を発症してしまったこと。
2月末にお風呂に浸かっていた時に右胸に感じた違和感。近所の病院に行って診ていただいたら、がんセンターに紹介状を書いてもらう形になった。予感が的中した。
検査の結果、5月22日にまさかの「乳ガン」の告知。
一回り上の姉も乳ガンで10年前に亡くなっている。母親も末期の肺ガンで。
最初から何もかも諦めて、治療はしたくなかった。頑なに拒否した。もうすべてがどうでもよかったし、朽ちる命にもすがりたくはなかった。

カウンセラーさんに話すと、10年前に絶縁された双子の姉にこのことを連絡するようにと強く勧められた。
連絡しても、クールな反応しかないだろう。
もうこれ以上傷つくのもイヤだった。
だからメールで報告した。

そうしたら姉から、まさかの電話がきた。
びっくりした。
彼女も3年前に卵巣ガンを発症し、子宮と共に摘出した、と。しかも血液のガンの予備軍も発見し、今は治療段階ではなく2週間に一度の経過観察中らしい。暗澹たる思いになった。
うちの家系はガン家系で短命だからね、としんみり語った。

姉の励ましがあり、私は姉の為にも治療して生きようと思えた。再び繋がれたことが私を動かした。

告知から一ヶ月後に転移の検査をした。
結果、リンパ腺に転移があり、手術してガン細胞を取り除くことにした。
私の収入では、とても医療費が支払えない。
悲しいけどソーシャルワーカーさんや姉の勧めに応じて生活保護を受給することになった。
仕事は週5日続けている。

しかし、検査の日々で休みがちらほら。
しかたないね。
手術日も9月7日に決まった。
ギリギリセーフ!

というのも3年ぶりの悲願が叶い、8月末に辻仁成さんの福岡ライブに当選したのだ。
手術前で本当に良かった。

2人に1人になるガン。
11人に1人にはなる乳ガン。
昔のガン、イコール、死、というのもなく。治せる時代になった。他の臓器に転移していたら、手術は出来なかった。不幸中の幸い。

ガンと知ったツィッターのフォロワーさんたちからは、あたたかい応援が。
中にはお守りをわざわざ送ってくださった方や、行きつけの赤毛のアンカフェの女店長さんのお母さまからも、お守りを授かった。完治したらお返しする予定。
女友達の友人からも、乳ガンに効くアロマ精油のスプレーをいただいた。
なにより姉との交流が嬉しくたまらない。

ボランティア活動にも二つ携わり、カウンセラーをしているが、その場からも支えてくださる方たちがいらっしゃる。
ありがたいことだ。

闘病生活は始まったばかりだが、完治を目指してがんばりたい。

#乳ガン
#日記

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