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「祭GALA」が想像を超えていた話する(※5000字超え)

「祭 GALA」
4/6昼の部 感想まとめ⛩️

千穐楽おめでとうございます!
1○年来の歌舞伎ファンを兼ねる、一すの担の感想です
もとい、歌舞伎と絡めた自分用備忘録とも言う……


【はじめに】
「滝沢歌舞伎ZERO FINAL」から1年。
今でも円盤化の夢は諦めてませんが、それがまだ叶っていないこともあり、「祭GALA」の発表時からその流れを期待してしまってた所がありました。
歌舞伎要素欲しいな、殺陣もあるといいな、ダンスも観たいしソロ披露もあるかな? ……等々、欲張りになる一方でして。
振り返ると、9人主演から3人主演になったのに(負担的にも新しい舞台という意味でも)望み過ぎたな!? と思って

た ん で す よ 。

で、実際に観てからの感想。
「全部入ってる、どころか更に入ってる、だと……!?」
本当にこれ、全部乗せです。
9人でやってたのも相当過酷なチャレンジばかりだったのに、更に激しさを増したパフォーマンスの数々。
歌舞伎に向き合ってきたアイドルとしての要素も残してましたし、観終わった後の満足感が凄かったです。
「これを一日に2公演するの? 無理でしょ?」
「最後まで怪我なく出来るのかな」
と、素晴らしいからこその不安もありましたが、千穐楽を終えた今となっては杞憂になって何よりです。
ひーくん、ふっか、舘様、ジュニア、他出演キャストやスタッフ、関係者の皆様に拍手と敬意を。

……とまぁ、そんな感じで、つらつら好き勝手語っていきます!

【総括】
・これは奉納舞
・鳥居がモチーフとして使われていたのは、おそらく「祭GALA」全体が舞を捧げる舞台だったから
・様々な「祈り」を感じたし、演目は一見バラバラなようで不思議と統一感があった
・滝沢歌舞伎シリーズの正統進化にして最新舞台
・今だから出来る全てが詰め込まれてた
・いわふかだてのポテンシャル、最後までエグい
・むしろ終盤のほうが踊ってるくらい、体力どうなってるの……
・今回は「ひーくん=かわいい/ふっか=美人/舘様=カッコいい」がデフォルト(※個人の感想です)

【オープニング~GALA~】
・「GALA!」と歌詞に入ってるので、テーマソング的な位置づけかな
・かなり重そうなメンカラ鬘と和風装束
・フロートが突き出しているので、本人達の動きはあまり無いんだけど結構怖そう……

【Dancing Floor】
・あっという間の衣装替え
・この人達は本当にダンスが好きなんだな、と当たり前のことを思った
・軽やかに踊り、アクロバットをし、また笑いながら踊る
・花道でのダンスあり
・このステップ何度でも観たい

【新世界(岩本)/あの日の少年(深澤)/Moon(宮舘)】
・敬称略! 3人のソロ!
・「新世界」の装束はおそらくブッダモチーフ(まだ修行中の身の姿かな、と)
・カッコいいラップに対して、振付ではちょいちょい可愛いひーくんが観られた
・「あの日の少年」、これは泣ける名曲
・ふっかそのものを歌っているようで、ジュニアが周りを踊ってることでジュニアへのエールにも聞こえた
・「Moon」は和風色気マシマシソング
・女性ダンサーもセクシーなのに、舘様がその誰よりセクシーなのがいい

【三武将】
・迷える家康(宮舘)、狡猾な秀吉(深澤)、残忍なる信長(岩本)
・衣装はメンカラシャッフル
・目が足りない
・それぞれが上記のイメージに合わせた殺陣になってるため、ただカッコいいだけではないのが一興
・「3人が煩悩と戦う」みたいなストーリーは冒頭で紹介されたけど、基本的には考えるな感じろ
・敵のような味方のような、やっぱり敵のような三竦み
・舘様には、滝沢歌舞伎ZERO FINALでもやった階段落ち(奈落ダイブ?)あり

【Reincamation】
・フライング+ポールダンスを足したような舘様が演目
・全て見終わると、衣装替えのタイミング的にも舘様が一番運動量やばそうな気がした
・(※いわふかが楽って意味じゃないです)(※みんな大変そうだよ)
・殺陣をして奈落ダイブ(仮)した後にやる演目じゃない……
・そういう大変さを感じるけど、パフォーマンスは美しい

【お化け屋敷】
・MC秀吉ふっかのスーパートークタイム
・途中まで三武将設定残ってて驚いた
・面白くて笑いまくった記憶はあるのに、直後のメモが驚くほど残ってなかった(残念)
・土管と戯れる舘様、永遠にマリオの土管入るポーズやってて可愛い
・MCタイムの延長を心配するふっかも可愛い
・「ここのくだりは本来30秒(byふっか)」と言ってたけど、実際には数分かな
・どんどん長くなってる、的なことを言ってたな……舘様の水一気飲みとかもあって、そこからも更に長く笑わせてもらった
・ひーくんはずっとふわふわ、にこにこ、可愛い
・末っ子ひーくんがこんなに拝めるのは祭GALAだけ!
・ふっかがツッコミいわだてがキャッキャとボケまくる構図
・グラサン寺澤くん、ふっか大好き羽村くん、ぱんぷぎんじ(銀志)くんの紹介あり
・ふっかはもはや母、ジュニアを愛おしむ母
・「Vroom Vroom Vroom」お化けバージョン、ユーモラスさが増してた
・そういえばポ●モンみたいなステータス画面を表示しての、ステージメンバー紹介もここであった
・ふっかだけLV5なのが凝ってるw

【祭】
・歌舞伎好きとしては大興奮だった演目
・歌舞伎ターンとあってなのか舘様メイン、「SANEMORI」を観た身としては喜びもひとしお
・というか あの 「三番叟」ですか!?
・今年になってから、私が既に2回観ている演目です……若手歌舞伎俳優5人による「五人三番叟(壽 初春大歌舞伎@歌舞伎座)」、俳優藤原竜也くんによる「舌出三番叟(中村仲蔵@東京建物Brillia HALL)」、少しずつ違いはあれど「三番叟」の系譜
・それを まさか この3人で
・ちなみに「五人三番叟」も衣装お揃いだったので、これは「祭GALA版・三人三番叟」と言ってもいいはず
・「三番叟」は五穀豊穣を祈る舞踊なので、これから更に芽吹いていく「祭GALA」やSnow Manを踏まえても素敵なセレクト
・体幹凄い……踏ん張っている……
・ただ足元を踏み鳴らす振りが多いので、所作台(舞台上に引いて踊りやすくしたり音が綺麗に鳴るようにしたりする板のこと、タップダンスとかでもありますよね)があればー! とは思いました
・置いてる暇が無いんだけど!! 勿体無い!!
・というかもしかして、今年の上記歌舞伎座もですが、同月の「新春浅草歌舞伎(浅草公会堂/2024年1月)」で披露された「神楽諷雲井曲毬 どんつく」も観てませんか3人……?
・江戸の風俗を見せる舞踊だったんですが、共通項が多く思えた
・やはりどれも奉納舞(二度目)
・いわふか=ひょっとこ&おかめのお面なの、「実は夫婦設定ではないが対」という両者の関係性も含めて「らしい」
・ふっかには是非、女方の舞踊も学んでほしくなった……踊りにたおやかさが足されると、もっと魅力的になると思う!
・ひーくんのひょっとこはおかめ大好きで微笑ましい、そういう意味でいうとこの二人ならではのひょっとこ&おかめだったのかも
・舘様の狐面? 最高ですが?
・ちゃんと鋭さや軽やかさが出ていて、被った瞬間に様子が豹変する
・舘様やジュニアが中心となって、観客を巻き込んでの踊り(手振り)レクチャー&みんなでチャレンジ、もあり
・結構難しかったです……(へっぽこ)
・舘様がにこにこと「大丈夫ですか? これ、Snow Manなら当たり前のペースですからね?(うろ覚え)」的なことを言ってたのが思い出される
・私はSnow Manじゃないので(※当たり前)

【変面】
・動きづらそうな衣装で変面+レーザーパフォーマンスをするという、ひーくんらしい難しそうな挑戦
・変面も凄い数こなすし、もちろん仕掛けはわかりませんでした
・レーザーはひーくんが有料ブログで「レーザーとお友達になり(4/8すの日常)」と言ってたのも納得
・段々「ひーくんに後から合わせてる?」「実は糸とかが付いてる?」と思えてくるくらい自然……難しいはずなのに、難しく見せない……
・完全にレーザーを操っていた

【演舞】
・最後の最後まで奉納舞(三回目)
・めちゃくちゃバク転するしめちゃくちゃ運動するので混乱した
・後半になるにつれ、(体力は絶対に消耗してるはずなのに)アクロバットもダンスも激しくなるのなんでなの……?
・なお、水を使った演出もあるので今年も彼らは濡れます
・布を使ったフライングも、終盤で入れてくるのが信じられない
・身体に力も入らなくなるだろうに
・プロフェッショナルとして挑んでる彼らには申し訳なくも、「怪我やトラブルがありませんように」と祈らずにはいられませんでした
・最後のふっかのフライング、回によってはヒヤッとしたとレポで拝見してましたが、今回は成功だったっぽい?
・一度しか観てないので正解がわからない(すみません)けど、最後の大技で乗り切った! って感があったので成功してたはず!

【エンディング〜風〜】
・滝沢歌舞伎ZEROの時からあったエンディング前のナレーション、今回はひーくん単独ではなく3人で語りかけてくれました
・「祭GALAをこの先も続けたい」という強い願いが籠められてる
・あちらはおそらく諸般の事情で、一旦締め括るしかなかったんだもんな……(傷が深い)
・濡れた髪もそのままに、白と金のスーツでフィナーレ
・Snow Manって、この手の派手なスーツ似合いすぎるよね
・黄紫赤の蝶々も降ってきます、キラキラ光を反射して綺麗

【補足】
・今回もプロフェッショナルの皆さんが脇を固めてくださっていて、観ていて心強かった!
・お礼しか言えない、ありがとうございます
・MCでふっかが太鼓担当の方々をいじる時に「僕達に教えてくださってる」とも言ってて、チームのあたたかさも感じました
・ジュニアは私の知らない子が多かったけど、「やる気ある子を集めたんだな」と観ていればわかるくらい懸命で楽しそうだった
・さすがに途中でちょっとバテてきてる瞬間もあったけど、食らいつく感が強くてそれもむしろ好印象
・ふっか絡みのシーンでの出演多めで、よく聞くふっかのお兄さんらしさが出てたのも良かったな
・もちろんそれぞれ名前もチェックしました、今後の飛躍に期待!

【余談:歌舞伎と祭GALA】
・祭GALAレポ、歌舞伎好きの方も結構ポストしてくださってるし、特に舘様への信頼が凄いので是非そっち方面から探してみてください
・「SANEMORI」きっかけに、スノを見てくれてる人が本当多いです
・市川團十郎丈も、お子さんと観に来てくださってたそうで……また是非共演してほしい
・若手歌舞伎俳優で観劇してた人としては、中村隼人丈(インスタストーリーより)が確認できました
・イメージビジュアルの写真に「圧巻でした」とのコメントあり
・ちなみに隼人、先々月の新橋演舞場で「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」の主演を務めてます
・スノとの関係性というか、他の共演者さんとの御縁で見学に来てくれたのかも?
・尾上右近丈は、友達のひーくんの楽屋にお手紙を置いていった(4/8すの日常)らしいけど、観劇したかは不明
・(次月以降の舞台がかなり大きいお役なので、見学までの時間が取れなかった気はしなくもない)
・同時期に上演してた4月の歌舞伎座では、同世代の若手がたくさん出る演目が昼公演/夜公演でそれぞれ固まってたので……他にも、歌舞伎俳優がたくさん観に行ってくれてたらいいな……
・若手歌舞伎俳優×Snow Manの共演なんて、幾らでもあっていい

【まとめ】
・観劇当日、簡単にポストしてたことをネタバレ解禁して……
・ひーくんの筋肉がとにかく美しい、もはや生ける彫刻
・なのに可愛かった、リーダーだけど最年少だしこの2人には安心して甘えられる関係性が微笑ましい
・慈愛のふっか、康二くんが伏せた感想の通り「言いたくてたまらないけど知らずに観てほしい」な佇まい
・そして祭GALAチームの精神的支柱
・舘様、「伊達の十役(歌舞伎の演目、十人分のお役を早替りで演じる)」やってくれないかな……名前的にも合ってるし観たすぎる
・ガチの歌舞伎に触れられたことは貴重な経験だし、今後にも生きてくと思う
・本音を言うと、歌舞伎要素は激減してしまうかもと想像してたので、残しつつ活かしつつリスペクトしつつ取り入れてくれたのが、歌舞伎ファンを兼ねてる身としてはとっても嬉しかった
・来年も上演するなら、是非また行きたいです!


長くなりました……これでも随分省略したのに、5000字超えてしまった\(^o^)/
読んでくださった方、いたらありがとうごさいました🙏

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