Fラン大学生が3年間のフリーター生活から上場企業で年収600万になった話④〜ちょいブラック企業転職編〜

ブラック企業のヤバさを知った私は入社半年で転職を考え始め、入社1年を過ぎたぐらいから実際に転職活動に入った。やってみて思ったのは、「ブラック企業で働いてたら転職活動をスムースに行うことはできない。」ということ。まあ当たり前なのだが、時間が取れない。そして、卒業後3年のブランクがあって、社会人経験も1年ちょっとしかない若者に対して世間は甘くなかった。「つらいな」と思った時期もあったが、「仕事があるだけマシじゃないか」と前向きに考えるようにしていた記憶がある。しかし結局は「あっ、これこのままじゃ無理だな」と思って次の職を決める前に退職することとなる。生活的な不安がなかったわけじゃない。なぜなら当時すでに結婚していたからだ。そして子供もいた。でもここは国の制度に頼ってやればいいという判断だった。今考えると、「子供もいてよくその決断できたな」と思う。

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