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成長感
成長の実感。これはほとんどの人のモチベーションに関わる重要なものだと最近思う。
成長を感じる瞬間は、例えば「今まで出来なかったことが出来るようになった」「〇〇さんに自分のやっていることを認めてもらえた」など。困難を伴うことも多いが、成長の実感は人生を豊かにしてくれる大きな要因だと思う。
現場でも何か今まで出来なかったことが出来たり、やってやった!という時にその人の感情が昂っている場面に何度も遭遇した。
今の自分を考えると「やっていることはあまり変わらないけれど対峙する人が自分を少し認めてくれるようになった」感覚が少しある。だから取り組みを続けてこれていると思う。
これは勿論良いことだと思うのだが、その一方で周りが自分を認めてくれただけで自分自身は何も変わっていない=成長していない感覚がある。
今僕が感じているモヤモヤはここにあり、今の仕事に満足していなくはないがどこか物足りない。やはり成長の実感が必要だと思う。
想像で僕が成長を感じることを挙げるとしたら、顧客含めた発電所運営組織が自立・自走出来るようになること。これは自分だけでなく発電所に関わる皆様の行動が必要なのだが、やはり自分が関わって色々なことを働きかけているからこそ、嬉しく感じるんだろうなぁと思う。
もう一つは、売上・利益の数字面で事業部に貢献すること。僕を拾ってくれた先輩、上司、受け入れてくれた後輩に「拾って良かった」と心から思ってもらいたい。僕の成長は自分自身だけではく、自分を見てくれている人の幸せに繋がり、その幸せはさらにその先へ。これは勿論私だけでなく誰にでも当てはまる。自分が頑張ることは、実は思っている以上に周りに影響する。
組織を上手く回していく上でも、この成長感を感じ続けることが出来る仕組みは重要なんだろうなと思う。
だからといって成長はそれ自身を求めるものではない。自分の為だけではなくて、世の中の為、誰かの為に頑張る。背負っているものが大きければ大きいほど頑張れる。その頑張りの結果として成長の実感はいつも後からついてくる。
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