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人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法

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この本を読んだ方がいい人

  • 自分の人生の後半に不安や悩みがある人

本の主張

  • 仕事で成功した人は一般的に自分のキャリアの落ち込みに恐怖を抱えている

    • 成功すればするほど満足を感じなくなり、人間関係は希薄になる。社会的な成功は幸福には関係がない。

    • お金や地位などを追いかけ続けるのではなく、幸福になれるライフスタイルを身につけるべきだ。

根拠

  • 人間の知能には年齢によって衰えていく流動性知能(新しい課題を発見解決する能力など生得的な頭の良さ)と年齢の増加によって向上していく結晶性知能(過去に学んだ知識の蓄えを活用する能力)の2種類がある。

    • 流動制知能だけに頼り切ったキャリアを積んでいれば人生の早期にピークの落ち込みを感じる

    • 結晶星知能を活かせるようにキャリを積んでいけばピークが遅れる代わりに落ち込みの時期も遅らせることができる。自分の知恵を活かせすことを覚えよう

結晶性知能を活用する第二の人生にのりかえるには?

  • 仕事依存、成功依存症から抜け出そう。

    • 仕事依存症を生み出しているのは自己のモノ化である。自己モノ化とは自分の評価を仕事の成果や社会的な地位で行うこと。他者との比較による「成功」を求め続けるが満足することはない。

    • そのため、成功とは失敗しないことだと定義してしまい、新たに挑戦をできなくしてしまう。

  • 世俗的な欲や執着を削る

    • 西洋の考え方では自分のお金や成果などのトロフィーを積み上げていくことで幸せになると考えられているが、東洋では欲望はその人にとっての本質をぼやけさせて幸福探しを難航させる。

    • 成功は他者との比較によって定義される。人より多く持っていることが成功と定義されるとともに失うことが怖くなる。みんながもっている方程式を壊す必要がある

      • 満足=欲しいものを得続けること。

      • 成功=他人よりたくさんのものを持ち続けること。

      • 失敗ー持っているものを失うこと。

      • 満足=持っているモノ÷欲しいモノ。

        • 欲しいものをコントロールしなければ満足することはない。

        • WHATではなくWHYを自分に問い、自分の幸福に関係あるものだけを選び取ろう。

  • 死を見つめる

    • 1年後死ぬとしたら何を予定に入れる?何をタスクに入れる?何を残したい?仕事の残業や妻との時間を削ること選択肢にはないはず。

    • 自分のレガシーの残し方の考え方としては履歴書向きの美徳(職業的な成功や他人との比較)追悼向けの美徳(道徳的精神的美徳で他人との比較がない)がある。履歴書にかけるスキルは優位性が失われていく。しかし、追悼文向きの美徳は決勝聖地の王を追いかけて上昇して人生経験と人間関係が豊富な年配者を若者より優位に立てる。

第二の人生をよくするためにいますべきこと。

  • 人間関係を深める

    • その人に対して自分しかできないことを提案する

    • 大切なひとに手に入れて欲しいものを三つ書き出し与える

    • それに対して時間を投資できているのか?

  • 終わりを意識して時間を振り返る。

    • 人生は有限である。

    • 毎日を人生最後の日かもしれないと思って生きる。残された人生がどのようなものであれ、自分らしく、本当に愛するものに全力を注いで生きる。

  • 楽しさと意義のある活動をする

    • じぶんにとって本当に大事なものや意義があることを見つける

    • 仕事を目的達成(お金や地位)のための手段にしない。目的を達成したらまた次の目的がやってくるだろう。

    • 自分にとって、過去求めていたものではなく今本当に求めていること、最も興味があることをやる

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