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トレーニング

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2020年8月の記事一覧

今さら聞けない!スクワット7つのチェックポイント

※こちらの記事は7月29日と8月5日に行われた「今さら聞けない!スクワット指導7つのチェックポイント」講座の内容をまとめたものになります。 この講座は、体の構造や動きには個性があるのに、スクワットなどのトレーニング指導になると画一的なフォームの指導になるのはなぜだろう、という疑問から始まりました。 骨格的な問題、可動性の問題、筋力の問題などなど。様々な体の違いがある中でどのように指導していくと伝わりやすいのか。そんなことを考えてまとめています。 合計で約20,000文字

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個人的に考えるフォーム改善を伝えるタイミングについて

ピッチングやランニングのフォームを学んでいくと、 「ここをこう動かせば効率的に力を伝えることができます」 「あ、この動きが正しいわけね」 「正しい動きを教えるにはどうしたらいいんだろう」 という思考回路になりがちです。わたし自身もかつてはこんな考えを持っていました。 効率的に動く というと聞こえはいいですが、なんとなく理論的に良さそうな動きに当てはめればいい動きに近づけるという思い込みです。 もちろん見て真似をすることも大事です。が、その動きができない原因がどこかに

データをどう活かすのか、よりも前に考えておくこと

昨年のオフから今年の2月頃にかけて、プロ野球界で話題になったのがドライブライン・ベースボール。 全身30ヶ所以上にセンサーをつけて動作解析を行なって理想的な動きになっているか確認したり、ボールの回転軸や回転数を計測して理想の球を投げられているかを解析します。そのデータを元に適切なメカニズムになっているか、どのように修正していくかを学び、練習していきます。 もしコロナがなく通常通りにシーズンが始まっていたら、その成果がわかりやすかったかもしれません。 ここまで専門的ではな