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育児詩(こそだてぽえむ)

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育児詩(こそだてぽえむ)作品をまとめました
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2024年5月の記事一覧

育児詩6

ベランダにほしてきた布団のこと 夜ごはんに作るおかずのこと そろそろ娘のお昼寝の時間 気になることが多すぎて 花はこんなにきれいなのに 空はこんなに明るいのに 何だか私は重い重い… 今日という日は神さまからの贈りもの 楽しみ喜び感謝して 受け取ることができますように

育児詩5

「ファーストシューズ」 はじめてのお靴は 真冬の日曜日 晴れて風もやんだ午後 小さなお庭で一歩二歩 地球はきみの靴底に どんなことばをささやいたのかな

育児詩4

「MEGUMI」 朝は まぶしいよ 夜は くらいよ 雨が降ったら カサと長靴があればいいんだよ あたりまえのことを ひとつひとつ 見つけては 喜んでいる 小さなきみ 朝は おきるんだよ 夜は ねむるよ 風がふいたら おうちの中にいればいいんだよ 神さまのめぐみを ひとつひとつ 思い出させてくれた 小さなきみ 鳥は 歌っているよ 星は きれいだよ 今日も一緒に 生きているよ

育児詩3

「HARU」 今日は どこへ行こう 何をしよう まだ夢の中にいるきみの やわらかな頬にそっとキスをする それがわたしの一日の始まり 遊んでも 遊んでも 疲れを知らないきみを わたしはいつも追いかけていた 日差しが少しずつあたたかになって 待ち望んだ季節がやってくる お買いものも おそうじも ごはんのしたくも 邪魔されることはない 時にはお茶を飲みながら のんびり本を開くのも いいかもね だけど 春の風は心にちょっぴり冷たい ずっとそばにいたきみは 明日から バスに乗って

育児詩2

ママ、ぼくはまだ、何もおはなしできないけれど、 だから、ちゃんと伝えられないけれど、 言いたいことは、たくさんあるんだ。 泣いて困らせたり、 いたずらしたり、 病気になったり、 いっぱい大変な思いをさせてしまうけれど、 でも、ママだから大丈夫。 ママなら、大丈夫。 だってぼく、 神さまのところから降りてくるときに、 大切なものをあずかってきたの。 それはね、ぼくを育てるために必要な力と、愛。 ママ、生まれる前からずっと、 大好きだよ。