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ソシャゲを再認識した話

久しぶりの投稿をするK(kei)です。
ソシャゲと言えば古くから言えばガラケー時代にも少数ですが存在していましたが昨今ではスマホの普及に伴い爆発的に市場を確立しました。
コンシューマー(家庭用ゲーム機)や過去にオンラインゲーム(MHF)をやっていた私もいくつかのソシャゲを触っていますが昔から思っていたこともありながらソシャゲについて再認識した話をしていこうと思います。

コンシューマ機とオンラインゲーム、ソシャゲの特徴

コンシューマ機(以下CS機と表記します)はソフトに加えゲームハードを購入する必要があります。
オンラインゲームは最近ではコンシューマ機でプレイできるものも増えていますがPCにインストール、接続してプレイします。
ソシャゲはスマホやブラウザで手軽に簡単にプレイできます。

コンシューマ機について

まず最も多くの人が触れた経験のある一般的なCS機です。
結論から言うと最もコスパに優れていると思います。
もちろんゲームをする頻度や最終的なプレイ時間によりますが。

ファミリーコンピューター

CS機でゲームをプレイするにはまずハードを購入する必要があります。そして該当ソフトを購入することで初めてプレイが可能になります。
加えて一部では記録用のメモリーが別途必要になるものもありますが最近のハードでは存在しないため今回は割愛します。

コンシューマ機のメリット・デメリット

■メリット
・買い切りで最後までプレイできる。
・ソフトによって多様なジャンルで遊ぶことができる。
・多人数で一緒に遊ぶことができる(ゲームやハードにもよる)
・ものが揃っていればいつでもプレイすることができる。
・スマホやPCの端末を占有せずに遊べる。

■デメリット
・ハードを購入する必要があるため初期費用がかかる。
・所有機種が多いと場所を取る。

ソフトによって値段は様々ですがAAAタイトルでも基本的に1万円以下で購入でき最後までプレイできる点が大きいです。私はゲームをハード、ソフト問わず売りませんが素早くクリアして売却したり中古を買うことで安くプレイすることもできますね。
特に最近はオフラインのRPGでも大ボリュームになってきているため1回のプレイでもコスパは上がってきています。個人的には10時間くらいのゲームを何回もプレイして極めるのも結構好きです。
オンライン要素は期間こそありますが20年前のゲームであろうといつでもやり直せるのは大きなメリットだと思います。

一方で学生であれば最近の機種ほど高騰しているハードの購入がネックになり、ある程度金銭的に余裕のある社会人でも機種が多くなるほど置き場に困るデメリットもあるとも言えます。

オンラインゲームについて

オンラインゲームは最近でこそ数が減りましたが月額性のものを例として挙げさせていただきます。過去にやっていたものはモンスターハンターフロンティア(通称:MHF)です。

モンスターハンターフロンティア

冒頭でも書きましたが最近ではコンシューマ機でもプレイできますが私がプレイしていた当時の主流はPCでした。PCに変換コネクタを接続してPS2のコントローラでプレイしていました。
プレイにかかる料金は基本1400円+不便解消用のオプション600円の2000円でした。MHFをやっていた99%はこの"基本+オプション"の月額2000円でプレイしていたと思います。

オンラインゲームのメリット・デメリット

■メリット
・常にアップデートされていく環境で遊ぶことができる。
・(始める時期にもよりますが)コンテンツ量が膨大。
・時間さえ取れれば時間当たりのコスパは最強レベル。
・月額で敷居があるため民度は高め。
・課金が最強ではない。(ゲームタイトルによる)

■デメリット
・プレイ時間に関わらず月額料金がかかる
・遊びつくすにはとにかく時間がかかる。
・サービス終了時に残るものがない。

私は大学生の暇を持て余した頃にプレイしたのもあり、時間的にはかなりコスパのいい時期にプレイできたと思います。大学のレポート作成用に購入したPCでも十分に動いたためハードの購入費用が必要なかったのもやりやすい要因でした。(実はMHFはオンラインゲームの中でも動作環境は軽い部類)
MHFには月額料以外にも課金要素はありますが課金装備よりも時間をかけて作った装備の方が強かったのもMHFの特徴かもしれません。

当時プレイした人しか分からない話ですがG級ショックで離れましたが辿異種から復帰しサービス終了まで見届けました。
飽きて辞めたゲームならともかくやりたくてもやれないというのは大きなデメリットですね。

ソシャゲについて

いよいよ本題のソシャゲです。スマホの普及と共に市場を一気に大きくしたソシャゲですが何と言っても誰もが持つほどに当たり前の存在となったスマホを使って基本無料でプレイできることが最大の特徴です。

スマートフォン

今回はゲームユーザーとしてソシャゲを再認識したところを書くため否定的な部分が多くなるのは予めご了承ください。

ソシャゲのメリット

・基本無料でプレイ可能
・端末を用意する必要がない
・隙間時間にどこでもプレイできる

何と言っても基本無料でプレイができる。これがソシャゲの最大の特徴と言っても過言ではないです。
ソシャゲをやるために端末を買うこともなく、どちらかと言うと「端末があるからやってみるか」といった始める敷居の低さもある。後に快適性を求めて端末を変える場合もあると思いますが始める前からあらかじめ端末を用意する人はごく少数だと思います。
あとは電車や待ち合わせの短い時間で遊べる手軽さも大きいですね。

ソシャゲのデメリット

・課金優遇一辺倒
・とにかく課金の料金が高い
・最前線環境のジレンマ
・プレイ要素が少ない
・サービス終了時に残るものがない

課金優遇一辺倒
基本無料でサービス自体は無課金でも制約はほとんど無いですが無課金で遊ぼうと思うととにかくストレスが溜まります…。最近はガチャでも天井が設定されていることがほとんどで目当てのものを手に入れることはできますがそのために課金をするか長い期間をかけてコツコツと配布を貯める必要があります。このコツコツ貯めることもなかなかの苦行であり別ルートの課金がとにかく高いです。

課金料金の高さ
ソシャゲの課金要素のほとんどはガチャですが多くの場合、相場的には10回引くことに対して約3,000円かかります。回数限定でセールやまとめ買いなんかもあるため実際はほんの少しこれよりは安く買える場合がありますがそれらを利用したとしても排出率1%のものを100回引いたとしても当たる確率は63.4%の世界です。
私の経験上,最前線のコンテンツを満足にプレイし続けるのは比較的課金圧の少ないゲームでも1か月1~2万円程度の課金が必要だと思います。

最前線環境のジレンマ
ソシャゲはコンテンツが更新される度に誰でも挑戦ができますが難易度としては旧式では不可能なレベルに設定されていることがほとんどです。
要は"課金してガチャを引いてね"ということなのですが引いたところで次の問題が発生してジレンマが生まれることになります。

プレイ要素が少ない

ゲームユーザーとして個人的にはソシャゲで最も致命的な部分だと思います。
ソシャゲという特性上、コントローラーを使って複数のボタンを素早く操作できるCS機やキーボードやマウスでCS機同様の操作を行うオンラインゲーム
と違い、素早く正確な操作をすることは求められません。
そのため基本的には指1本でポチポチするゲーム性のものがほとんどです。

このことからユーザーの腕前が関与する部分が少なく例えばCS機であるようなジャストガードやパリィの精度次第で事実上レベルやステータスに関係なく倒せるような芸当ができないためどうしても性能依存のゲームシステムになってしまいます。
CS機やオンラインゲームより高価なお金が必要な割に腕前で介入できる要素がない単調さが先ほどのジレンマです。

ストーリーもCS機等でプレイする際、情報を知りたい場所に自分で向かい調べることで話が進みますがソシャゲは主人公の行動すら全てが決まっているためストーリーを追体験するというより見せられている印象になりイマイチ世界観に浸れないことも大きなデメリットだと思います。

サービス終了時に残るものがない

これはオンラインゲームの項でも書いた通りのため割愛します。

改めて再認識したソシャゲについて

最初に断っておくとソシャゲの課金自体を悪く言うつもりはありません
あくまで私自身もソシャゲに課金したことのある立場からの意見です。
それに私も社会人として無料でサービスが継続できないことは重々承知です。そして様々なプレイ価値観を持った人がいるのも分かっています。
限られたリソースの中でゲームを製作する苦労もあると思います。
素早く正確な動作が苦手だけどゲーム作品自体は好きな人にとってはソシャゲのゲーム性自体は悪くないと思います。

そしてソシャゲの課金料金の高さについてもそれを満足する程面白ければ何の問題もないと思っています。私も一時期ソシャゲをいくつかプレイしていた時期がありますが久しぶりにCS機のゲームをガッツリとプレイした際にやはりプレイヤーの操作が大きく介入するゲームは改めて面白いなと感じました。

私個人としてはソシャゲは先ほども書きましたが"プレイ要素の少なさ"が最も大きいです。満足にプレイするためにはゲームソフトを数本買えるほどの金額が必要な割にプレイの満足感は得られないです。

ここもジレンマになるのですがソシャゲは深くやりこもうと思うと金額の割に合わないゲーム性の浅さでしかプレイできない不満感を覚え、無課金で軽く触るだけに留めても変にストレスを覚える中途半端な存在になりがちなものだと再認識しました。

おまけ:CS機の有料DLCについて

最近のCS機のソフトはオンライン非対応の1人用ゲームでもDLCによる追加コンテンツが導入されることも多くなってきました。これも一部では課金要素だと言われているため私個人の意見ですが書いておきます。

結論から言うと個人的には基本的にアリだと思います。

製作の状況によって一概には言いかねますが本編の段階でひとつの作品として完結しているのであれば全く問題ありません。むしろ歓迎します。
逆にDLCを前提として本編で不自由が生じる設計にされている場合などはまた別問題ですが。(後にアップデートで修正する場合とは違います)
お金を払ってさらに遊びたいかどうかを決めるのはプレイヤー次第ですからね。

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