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Versus Covid19 20200329 世界の誰一人無関係ではいられなくなった

3月29日 日曜日。

本日は3月末にして雪模様。自宅前は約10cmの積雪が見られる。東京都には大雪警報が発令され、明日の出勤も危ぶまれる。無理せず出勤を見送った方が良いかもしれない。

この土日は、関東都県の知事、内閣総理大臣からの要請により市民は外出の自粛が呼びかけられているなか、昨夜は依然、若者たちの集団が街にある様である。

飲食店が次々と休業されていくなか、カラオケボックスなどの密室で遊ぶ若者がいるようで、そういった娯楽施設も休業自粛は難しいのだろうか。

私の住まいの近所では、ラゾーナ川崎や二子玉川ライズが休館・休業となった。

千葉では障害者施設が新たに新型コロナウイルス発症のクラスターとなった。思うように身体を動かせない障害者が被ってしまったことは重大な事態だ。

‪千葉・東庄の障害者施設 58人の集団感染 利用者26人、職員32人 - 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20200328/k00/00m/040/166000c‬

日本では、昨日夜の内閣総理大臣の会見にて、改めて国民に対して最大限の警戒を求めた。

学校の再開についても専門家の判断を仰ぐ方針とのことだ。既にイタリアでは6月、フランスは9月までの一斉休校延期を決定している。再開延期であれば共働きの我が家は引き続きお弁当作りの毎日が続きそうである。

新規感染者は米国が最も多く、ついでスペイン。

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世界全体の新規感染者数も歯止めが効かない状態だ。爆発的にクラスターが発生し、中国の感染者数を抜いた欧米諸国が数値を底上げしている。もはやCovid19との戦いは、地球上の誰一人無関係ではいられない事態となった。

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医療崩壊による病床、医療体制、医療機器の不足が招いている。イタリアは、これまでの新型コロナウイルスによる死者数が1万人を超えた初めての国となった。医療従事者の感染者が全体の8%にのぼっていることからも、増加する患者に対して処置が追いついていないことは明らかだ。

各企業も対応に追われている。プロジェクトの延伸や、テレワーク制度の急ピッチな確立。時節柄、入社式はzoomなどリモート会議システムを使った開催に切り替え、学生たちには説明と段取りを説明しなければならない。

また、実業務につけない場合、SES(システムエンジニアリングサービス)主体の企業は、プロジェクト凍結などによる影響でエンドユーザからの支払いが滞る可能性がある。

営業利益が落ち込むことで、契約社員への待遇悪化が早くも聞こえてきている。フリーランスに関しては助成金などの補助が受けにく、昨日の内閣総理大臣の声明でも個人事業主への補助を検討されているとした。

経済産業省からはフリーランスへの発注事業者に対して、報酬に関する柔軟な対応が要請されており、個人の経済的打撃が無いよう各企業は慎重に対応する必要がありそうだ。

これらの対応如何によって、企業イメージが一気に悪化するおそれがある。新型コロナウイルス感染症が終息した後も、ビジネスパートナーとして受け入れられる対応であるかを念頭におくべきだ。



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