ドラクエV 永遠の論争 ビアンカ vs フローラ

⚠️注意 ドラクエ5のネタバレを含みます

前回、11をやっていて、勇者の旅をしながら子供を産むってどういう感じだっけと気になり、5をプレイしてみました(総プレイ時間40時間弱)

結論としては、普通に子作りしてグランバニアに到着するというかなりの無謀ぶり
主人公の無策ぷりには脱帽した

世界を変える偉大な人間は、そのくらい大胆でないといけないのかなと

そんなこんなでプレイした5ですが、この作品における最大の選択は結婚相手を誰にするかというところ

私は昔から「フローラ派」というネット界隈では肩身が狭い思いをする立場であり、今回に関してもフローラを選択しました。

しかし、今までフローラを可愛さ一択で選んでいたにも関わらず、今回に関しては二択を選ぶときのBGMのない時間がそれなりにキツかった

なぜならサラボナについた時点では普通にフローラと結婚しようと思っていたにも関わらず、いきなり田舎町の村の人には「ビアンカに早く結婚して欲しい」だのおじさんから「あの子をもらってくれ」みたいな発言もされたり、ビアンカ自体も好意を醸し出したりと中々フローラを選ぶ心理的ハードルを上げてきていることを見てとれた(小さい頃はそのようなことを考えもせずに自分の好みだけで選択した)

その上、フローラとは目ぼしいイベントは少ない
あるのは小さい頃に一目見たことと色々なところを回っている中でフローラの噂を聞く程度、そしてサラボナでの邂逅くらい

正直、金持ちのいいところのお嬢様であることから溢れる可愛さ等しか選ぶ理由がない
でも、私はそこに惹かれてフローラを選んだ

未来でビアンカが独身であることなど関係ない
そのとき、私はフローラが良いと思ったから選んだ(こういう自分中心で他の人の意見を聞かずに突き進む所が人でなしと言われる所以なのだろう)

そして、その後も会話をしていて、すごく楽しいと思った
ドラクエ5の良さはここにあると思った

人間キャラと旅の中ですごく会話することができ、それが恋仲である人だったり、子供と話すことができるという体験
それが中々面白かった

一番印象的なのは、アンディというフローラの幼馴染の奥さんに話しかけた後にフローラと話すとキスをしてくれるという素晴らしい体験を提供してくれるのは凄く嬉しかった
フローラのヤンデレ的な側面も見てみたいと少しだけ思った

多分、ドラクエ5にはそういった人が何を大切にするのかというところが滲み出るのかもしれませんね

多分、花嫁としてフローラを選んだ理由として、一番根源にあるのは一人で生きていける人を助ける必要をないという感覚を持っているのだろうなと思っています。
ビアンカは逞しいから放っておいても生きていけるけれど、フローラはそうではない
そういった意味で私はフローラを選びたいのかなと思いました

というわけでフローラと今回も結婚できて幸せでした
後悔は微塵もありません
普通にビアンカの村にも行けます
来世もフローラと巡り会えることを夢見て頑張ります

追記:
面白い内容の動画を見つけました ↓

もしかしたら私たちは「やらなかった未来を引きずる」or 「あった過去を引きずる」という二つの種類の人間で分かれるのかもしれないです

私の場合は自分の生活に関わらないことに関して全く記憶がなくて正直中学生くらいまでの記憶は全然なかったりします
自分からその思い出とか感想とか話せなかったりするんですね
その代わり「今やらないと後悔するだろうこと」に関しては凄く敏感で、やらない後悔に対して凄くアンテナを張っている気がしました。
面白い見方ですね(私自身、過去の友人との縁切りなど楽にしてしまう方です)

よくある理由に対する反論
フローラは盾になる → 盾にするなどの残虐行為はしていない
フローラはイオナズンを覚える → ゲームにおける能力は見ていない(ただ、イオナズン×しあわせの帽子のコンボは強すぎる)
フローラは防具や金をくれる → 自分で稼げば良いし攻略は見てない
ビアンカとの冒険の日々は? → 小学生の時に仲の良かった女友達程度の認識であり、それで久しぶりに出会って結婚というのが馬鹿げている。ただ、相手の性格とかが好きであれば結婚しても良いと思う。個人的にはビアンカの常時重い感じが好きではない。

正直、書いていて思ったのですが、王の座とか金とか色々失ったとしても、個人的にはフローラと共に旅で生活を送っていきたいと思うくらいには好きなんだなと思いました。その情がビアンカには出てこない感じがあります。

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