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僕の仮説「ジュニアサッカークラブの作り方」

地域に根づいた経営ができる街クラブを増やしたい。これがジュニアサッカー専門のWEBマガジンを始めた理由です。「コーチ育成」を目的とする記事と「地域との関係づくりによる街クラブ経営…
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#ジュニアの分析はプロと違う

ジュニアサッカークラブの作り方=「僕の仮説」WEBマガジンの目次録を公開!

地域に根づいた経営ができる「街クラブ」を増やしたい。 これがジュニアサッカー専門のWEBマガジンを始めた理由です。 日本の街クラブは代表のワンマン、また各年代の担当コーチによるスタンドプレーによって成り立っていることが多く、それによってコーチングスタッフの力関係にあまりに差が出てしまい、「本音が言い合えない」非常に風通しの悪い内情になっています。 何より感じるのは、コーチングスタッフが一丸となって「哲学」「指導方針」「ゲームモデル」「6年間の大まかなプランニング」「各年

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ジュニアにおける試合分析について10月に開催したセミナー動画を公開!【ジュニアの分析06/僕の仮説44】

毎朝、Twitterで「ジュニアサッカー」、もしくは「ジュニアスポーツ」に関する投稿を行っている。 はじめた頃は、頭の中が伝えたいことで雁字搦めになっているほど言いたいことだらけだった。いまだに尽きることはないが、ここ数か月に気づいたことは「頭の中が整理」されたこと。それに伴い、発信の内容も端的にわかりやすくなり、「いいね」やリツートや引用ツイートが増えた。 約1年かかったが自分の中で主張したいことが整理がなされ、実はサッカーの体系化、構造化にまつわる部分、また環境に関わ

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コーチの選手に対する言葉かけによって良いチームかどうかがわかる!【ジュニアの分析05/僕の仮説43】

今年は自粛明けからジュニアの試合を見たのは数える限りである。その代わり、IT環境で見られるサッカーの試合を観戦しているので、昨年よりも幅広いカテゴリーのチームや選手を目にしているのは間違いない。 特に全日本高校サッカー選手権大会の都道府県予選をいくつか見たのは大きかった。 自分が住む都大会決勝はAもBも両方テレビ放映を眺めた。正直に言えば、「なんだこれ?」と思うことはある。ユースの試合にもかかわらず、攻守に一定エリアにしか選手がいないこの状態に言葉も出ない。 サッカーは

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ジュニアの試合分析は「発育発達期」における可能性を含めて行うのがマナー。【ジュニアの分析04/僕の仮説42】

サッカーの試合分析において、「チームが有機的に機能しているか」はとても重要なポイントだ。 特にプロサッカーの領域において勝敗は最も優先順位が高いものになるから、むしろ個人より優先すべきものになる。だから、Jリーグやプレミアリーグなどの海外リーグの試合を分析するときはある意味、選手を将棋やチェスの駒のように例えて動かし、「ああでもない」「こうでもない」と議論することが楽しい。 しかし、これを育成サッカーを対象にして行うことは指導者として、大人としてダメな行為である。 なぜ

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分析には「チームと個人の2軸で、何をポイントに評価を下すか」が必要不可欠。【ジュニアの分析03/僕の仮説40】

ジュニア世代であっても、日本では大小さまざな国際大会が開催されているので、数多くの名門サッカークラブが海外からやってくる。 私が目にしたクラブでも、バイエルン、バルセロナ、レアル・マドリー、パルメイラス、ボカ、スポルティング、アーセナルなど20を超える。この世代の取材をしていて最大のメリットを感じるのは、名門を指揮する監督に直接取材できることだ。トップチームだったら不可能に近い個別インタビューも、育成世代なら実現できることが多々ある。 各クラブには通訳がついているので十分

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構造的な分析、個の能力指標があって正しい評価、未来を見据えた指導ができる。【ジュニアの分析02/僕の仮説39】

先日、オンラインセミナー「ジュニアサッカーにおける『試合の分析法(見方)』」を開催した。初めて自分が講師を経験し、文字で伝えることとの違いなど、あらためて気づくことがたくさんあった。 参加者には感謝しかない。 強く感じたのは、私の当たり前と参加者の当たり前とのギャップだった。もっと目線の重なり合わせを大きく作っていかないと伝わらないと感じた。きっと自分の思い上がりもあったのだと思う。本当に困っている現場の育成コーチは「何がわかならいのかさえわからない」人たちもいるのだ。

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ジュニアサッカーにおけるチームの分析、個人の分析はプロチームとは違う!【ジュニアの分析01/僕の仮説38】

SNSが日常化し、世の中にサッカー情報が溢れるようになった。 その情報の海には、とびきりうまい魚もいれば、毒を持つ魚もいる。見た目が華やかな魚からグロテスクな魚までさまざまな魚が泳いでいる。たとえば、あるサッカーサイトが豊洲市場だとすると、そこで世界中の魚が集まる博覧会が毎日開催されているようなものだ。 今の時代は「目利き」が重要になる。 自分にとっての正解か不正解か、メリットかデメリットかだと大きくブレる。きっとサッカーにおいては独自路線、少数派へと傾いていくだろう。

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