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僕の仮説「ジュニアサッカークラブの作り方」

地域に根づいた経営ができる街クラブを増やしたい。これがジュニアサッカー専門のWEBマガジンを始めた理由です。「コーチ育成」を目的とする記事と「地域との関係づくりによる街クラブ経営…
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2023年11月の記事一覧

誰を対象に指導しているのか。クラブが認識すること【Weekly Column】

●プロの使い方を深く考える時に、上を目指すことは大切です。 今の自分より上手にプレーができるようになることは選択肢が増え、幅が広がって楽しみが増えるからです。ただ、同時に難しいことに挑戦する機会も増えます。 それは難解な課題に挑戦することを意味し、そうすると悩みが大きく広がります。 このように「上を目指すと、選手がどのような状態になるのか」を、スポーツクラブは認識する必要があります。なぜなら選手がどうしようもなくなった場合に手を差し伸べ、助けなければならないからです。

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地域に選んでもらうにはクラブの立ち位置を決める【Weekly Column】

●地域にビジョンを示すこれから地域のスポーツクラブは選ばれるための深掘りが求められます。 それは運動部活動の地域スポーツクラブへの移行が進み、新規クラブの増加が予想されるからです。 スポーツクラブは誰のため、何のために存在するのでしょうか。 クラブが存続するためには、「誰のため」「何のため」は重要です。活動拠点に暮らす地域の人たちが所属するため、クラブの哲学、考えに共感しなければ、接点を持つことは叶いません。 現代の情報化社会において、多くの人はスマートフォンを通して

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地域クラブの存続には「価値観」の共有が欠かせない【Weekly Column】

●部活からの移行に必要なことスポーツ庁による取り組みの一環として、運動部活動の地域スポーツクラブへの移行が進みつつあります。 ※参考 「運動部活動の地域連携や地域スポーツクラブ活動移行に向けた環境の一体的な整備」(スポーツ庁) 部活動に入れば、どのような選手もスポーツを楽しめていた時代から、選手が選択して活動する時代へと変化していきます。 どのような違いがあるのでしょうか。 大きな違いは経済的な負担です。部活動の場合、保険や活動費が中体連などの学校管轄になれば、登録費

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組織の鍵は『ビジョン』。採用や教育では変えられない壁【Weekly Column】

●組織が変えられないものビジネスでも、スポーツでも、新しい人材を獲する場合、何を重視するかが課題になります。 ・企業における新しい人材の獲得 ・チームにおける新しい人材の獲得 ・地域クラブにおける指導者の獲得…etc 一般的には『採用』と呼びます。 少子高齢化が進む日本では、大きな課題の一つです。新社会人の数が減り続けるなか、即戦力として中途採用も増えており、人材の流動性が高まっている傾向にあります。 どちらにもメリットデメリットがありますが、採用直後からすぐに活躍で

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