マガジンのカバー画像

僕の仮説「ジュニアサッカークラブの作り方」

地域に根づいた経営ができる街クラブを増やしたい。これがジュニアサッカー専門のWEBマガジンを始めた理由です。「コーチ育成」を目的とする記事と「地域との関係づくりによる街クラブ経営…
定期購読マガジンの1本あたりの記事は250円(税抜)です。個別購入すると1本330円(税抜)なので…
¥1,100 / 月
運営しているクリエイター

2020年12月の記事一覧

全員出場とサブが次の試合は先発という条件にすると自然にチーム意識が変わる【個とチームの関係07/僕の仮説48】

チーム力を高めるには、個人の成長が欠かせないものである。と同時に、各個人がチームとしてまとまるための支えが必要になる。 これは「個人とチームの関係性が向上していく」上で重要な相互関係だ。ただ、この考えは大人と子どもの世界=社会では少し違いがあることを、ジュニアコーチは理解しておかなければならない。 たとえば、大人は我慢してチームに対する奉仕を続けることができる。しかし、子どもは自己中心的な動物で、まだまだ未熟なので感情的な報酬もなく、チームのために奉仕することが難しい。

¥440

日本一に輝いた「FCトリアネーロ町田」の特徴はオフ・ザ・ボールの縦スライド【筆者の思考整理帳10/僕の仮説47】

9月からジュニアサッカーの現場取材を再開したが、「立ち位置」を見失った。 これまで当たり前のように関東で開催される全国大会や国際大会に足を運び、目の前で見たものを「多くのサッカー関係者に伝えるために汗を流してきたが、それも意味があるのか」という思いが頭の中を駆け巡っていたからだ。 この有事があったから日本サッカー界はITのインフラ化が驚くほど進んだ。これは歴史的にも負から生まれる正の連鎖として新しい時代が切り開かれ構築されていくものだから自然な成り行きだ。きっと正しい時代

¥440

ジュニアサッカークラブの作り方=「僕の仮説」WEBマガジンの目次録を公開!

地域に根づいた経営ができる「街クラブ」を増やしたい。 これがジュニアサッカー専門のWEBマガジンを始めた理由です。 日本の街クラブは代表のワンマン、また各年代の担当コーチによるスタンドプレーによって成り立っていることが多く、それによってコーチングスタッフの力関係にあまりに差が出てしまい、「本音が言い合えない」非常に風通しの悪い内情になっています。 何より感じるのは、コーチングスタッフが一丸となって「哲学」「指導方針」「ゲームモデル」「6年間の大まかなプランニング」「各年

¥440

コーチの評価は選手が定期的に! そうすれば学ばざるを得ない仕組みになる。【筆者の思考整理帳08/僕の仮説45】

「ファンは推しに似る」 アイドル界には、こんな言葉があるそうだ。これは日向坂46の影山優佳さんが「FOOT×BRAIN」で語っていたことだ。ようは、アイドルとそのファンは価値観とか思考性とかそういうところが「好き」をキッカケにどんどん通じ合っていくという意味だと、私は解釈している。 街クラブと選手、街クラブと保護者、何より街クラブとコーチとのには、「なんか意味をはよくわからないんだけど、好きなんだよね」と応援したくなる関係がなければいけない。 今、多くの育成コーチが「ゲ

¥440

ジュニアにおける試合分析について10月に開催したセミナー動画を公開!【ジュニアの分析06/僕の仮説44】

毎朝、Twitterで「ジュニアサッカー」、もしくは「ジュニアスポーツ」に関する投稿を行っている。 はじめた頃は、頭の中が伝えたいことで雁字搦めになっているほど言いたいことだらけだった。いまだに尽きることはないが、ここ数か月に気づいたことは「頭の中が整理」されたこと。それに伴い、発信の内容も端的にわかりやすくなり、「いいね」やリツートや引用ツイートが増えた。 約1年かかったが自分の中で主張したいことが整理がなされ、実はサッカーの体系化、構造化にまつわる部分、また環境に関わ

¥440