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僕の仮説「ジュニアサッカークラブの作り方」

地域に根づいた経営ができる街クラブを増やしたい。これがジュニアサッカー専門のWEBマガジンを始めた理由です。「コーチ育成」を目的とする記事と「地域との関係づくりによる街クラブ経営…
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2020年11月の記事一覧

コーチの選手に対する言葉かけによって良いチームかどうかがわかる!【ジュニアの分析05/僕の仮説43】

今年は自粛明けからジュニアの試合を見たのは数える限りである。その代わり、IT環境で見られるサッカーの試合を観戦しているので、昨年よりも幅広いカテゴリーのチームや選手を目にしているのは間違いない。 特に全日本高校サッカー選手権大会の都道府県予選をいくつか見たのは大きかった。 自分が住む都大会決勝はAもBも両方テレビ放映を眺めた。正直に言えば、「なんだこれ?」と思うことはある。ユースの試合にもかかわらず、攻守に一定エリアにしか選手がいないこの状態に言葉も出ない。 サッカーは

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ジュニアの試合分析は「発育発達期」における可能性を含めて行うのがマナー。【ジュニアの分析04/僕の仮説42】

サッカーの試合分析において、「チームが有機的に機能しているか」はとても重要なポイントだ。 特にプロサッカーの領域において勝敗は最も優先順位が高いものになるから、むしろ個人より優先すべきものになる。だから、Jリーグやプレミアリーグなどの海外リーグの試合を分析するときはある意味、選手を将棋やチェスの駒のように例えて動かし、「ああでもない」「こうでもない」と議論することが楽しい。 しかし、これを育成サッカーを対象にして行うことは指導者として、大人としてダメな行為である。 なぜ

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コーチが言葉をかけるのは「本気の挑戦」「自ら考えて行動した」ときだけで十分である。【筆者の思考整理帳07/僕の仮説41】

ジュニア指導で何が大切か? クラブの指導で何が大切か? 呪文のように唱える日々を過ごすなか、ライターとしてできることを10年近く繰り返していて見えてきたことがある。そのキッカケを与えてくれたのは、先月開催した「試合分析セミナー」だった。 まさか、こんなところにコロコロと転がっているとは思いもしなかった。 自らが講師を務め、開催した初めてのセミナー。プライベートではジュニアサッカーについて話すことはあっても、私が取材を受けることはないし、講師として人前で質疑応答することも

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