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僕の仮説「ジュニアサッカークラブの作り方」

地域に根づいた経営ができる街クラブを増やしたい。これがジュニアサッカー専門のWEBマガジンを始めた理由です。「コーチ育成」を目的とする記事と「地域との関係づくりによる街クラブ経営…
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2020年1月の記事一覧

子どものサッカー指導に必要なものは何なのか? 【クラブ哲学編02/僕の仮説03】

子どもは成長段階にある。 体も、心も、頭も、ありとあらゆるものが発育発達の途中だ。それぞれがうまくリンクし、すぐ機能して力を発揮するには時間がかかる。時に「プレーがうまくいかない」と悩み、心と体のバランスを崩す。頭ではわかっていても、体が追いつかないこともある。すべてがアンバランスになり、どうすることもできない時だってある。少なくとも「コーチ」という肩書きがつく人は、このことを心にとどめなければいけない。 自身が40を過ぎてわかったことがある。 その年齢を超えたあたりか

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「楽しいがうまくなりたい」に変遷する、街クラブの普遍哲学。 【クラブ哲学編01/僕の仮説02】

ジュニアサッカークラブのアドバイザーを務めて1年半が経過した。 クラブから対価をもらい、仕事として「地域に根づくクラブ作り」に取り組んでいる。言葉だと聞こえはいいが、実態は、自分が想像するほど事が順調に進んでいるわけではない。ただ、少しずつ前に向かって歩くことはできている。今年の初練習で、うれしい変化が見られた。 それは代表の1日の練習がトータルコーディネートできていたからだ。 自分なりのサッカー指導がようやく形作られてきて、とても安堵している。うちは所属選手が30名ほ

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ジュニアは軽視されるが、日本サッカーの未来だ。 【マガジンへの思い/僕の仮説01】

元旦から「全日本U-12サッカー選手権大会」の原稿を書いて過ごした。翌日、記事は掲載され、昨今のスポーツWEBメディアの変化に感謝する。しかし、心の片隅では少し不満もあった。 それはSNSで拡散してくれなかったからだ。年始は箱根駅伝や高校サッカーなど市民権を得たスポーツが盛りだくさんあるから、ジュニアサッカーの優先順位はさらに低い。理解はできる。ただ、SNSで扱われないのはどうかと、悶々とした気持ちを抱える。「日本では、情報の世界でも年功序列や肩書き主義があるか」と自分なり

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