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#78 思い出の北海道旅行~1995夏①

憧れの北海道

 二十歳の夏、一年間アルバイトしてお金を貯め、北海道に旅行に行ってきました。憧れの北海道。ちょうど、深名線廃止、C62運行終了が目前に迫っており、思い切って行くしかないタイミングでした。

・入念に計画

 当時、熊本に住んでいました。北海道に行くのは初めて。初めてで、いきなり飛行機で乗り付けるのは、北海道に対して失礼。陸路で行くことにしました。トワイライトエクスプレス、北斗星の予約を試みましたが、いずれもダメ。最終的に、新幹線を乗り継いで盛岡まで行き、はつかり、はまなすで札幌まで行くことになりました。帰りは飛行機で帰ってくることに。

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・ついに出発

 1995年7月27日、ついに北海道へ向けて出発です。まずは、つばめで博多へ。もちろん、在来線のつばめ。

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博多でのぞみに乗り換えです。

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 当時は300系でした。とても快適な東京までの旅。5時間は全く時間を感じませんでした。あっという間に東京。

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 東京に着くとすぐに東北新幹線、やまびこに乗り換え。東京をスルーする感覚は、ちょっとワクワクでした。

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 東北新幹線の旅も快調でした。が、途中で車両の冷房が故障。移動を余儀なくされました。まあ、ご愛嬌。盛岡に着く頃には日が暮れていました。

 当時の東北新幹線は盛岡止まり。はつかりで青森に向かいます。

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 盛岡では、485系の写真をたくさん撮りました。当時は秋田新幹線もまだ無く、特急たざわ、が走ってました。

 青森までも一瞬。

 青森駅は、青函連絡船時代の残り香がまだ少し残っていました。

 485系と583系の並びが撮れそうになりますが、寸前で発車してしまい、残念。

・北海道に足を踏み入れる

 そして、青森から、急行はまなすに乗ります。B寝台に乗車。寝台列車の旅。

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 急行はまなすはとても風情のある列車でした。疲れもあってか、車内でぐっすり眠れました。

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 そして、目が覚めたら、列車は北海道の大地を走っていました。道端の矢印が地面を指して連なっています。本当に北海道に来た!あの朝の感動は、今でも忘れられません。

つづく

 人生初の北海道。今までで一番印象に残っている旅。

 続きはまた次回。


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