プロレスラーになるまで。

こんにちは。
こんばんは。
気まぐれ気分屋ですが、頑張って更新していきます。
今回は自分がプロレスラーになるまでの経緯について書いていこうと思います。

まずは簡単に自分がプロレスを好きになったところから。

自分には5歳上の兄がいます。
自分が何歳だったかは全然覚えていませんが、当時兄が友達と遊んでいた時にTSUTAYAでプロレスのVHSをレンタルしてきていました。
それを家で友達と鑑賞していた時に自分も一緒に見たのがキッカケでプロレスが好きになり、のめり込んでいきました。

これもハッキリとは覚えていないのですが、その初めて見た試合がWCWのスティングvsグレート・ムタでした。

初めて見た非現実的な見た目に非現実的な凄い身体
口から見た事もない色の霧を吹いている

そんな非現実すぎる空間に一撃で魅了されました。

そして、色々ありまして…
(ここの割愛した部分はまた別のnoteで書きたいと思います。)

大学生の就活の時期となり、就職先を決めることになるのですが、
ここで自分は何がやりたいのかな、と考えた時に「プロレスが好きだからプロレスラーになりたい」と思いました。

そして、その思いを両親に話したところ
あまりいい返事が返ってきませんでした。

その時、自分は「そりゃあそうだよな!」と割とあっさりでした。
自分が逆の立場になったとして大学まで行かせてプロレスラーになりますって言ったら止めるよなって思ったから。
自分自身も大学まで行かせてもらってこれは止められて無理もないか、と思い「分かった!」と、この話は終わり就職活動を開始しました。

プロレスが好き、プロレスがやりたいという思いが最優先であったので、就職先は正直どこでも良かった。
とりあえず受けて最初に内定を貰ったところでいいやという軽い感覚でした。

内定は割とすぐに決まり、ALSOKに就職することに。
そもそもALSOKを受けたのも柔道をやってて知ってたから、というただそれだけの理由…
なんとも舐めた軽い感じでした。
面接でも嘘ついたらいけないと思って正直に話しすぎて、「いつか会社を辞めると思います」とか支社長の前で話したりとかしてなかなかなやつだったと思います。
ありきたりな事を言わずで逆に異質で目立ったのかもしれませんね笑

大学を卒業し、晴れて新卒社会人としてデビューをします。
初任研修ではリーダーを務め、新入社員代表挨拶もして一番良い部署に配属されてなかなか優秀な新入社員だった訳ですが、これがちっとも楽しくも面白くもない!
ここで定年までいる自分の人生を想像した時にめちゃくちゃつまらないし、このままあの世にいったら後悔する!っていう思いに駆られました。

ここで改めてプロレスラーになろう!と強く決意しました。
どうしようか?となっている時に大学時代の柔道部の後輩から連絡が来て、
「先輩、プロレス好きでしたよね?名古屋でご飯食べてお酒飲みながらプロレス観れるところがあるんで行きませんか?」
という誘いの連絡をもらいました。
ちょうどその日は仕事が休みだったし、プロレスも観たくて向かうことに。

名古屋は鶴舞にあるスポルティーバエンターテイメントに行きました。
いわゆるローカルインディー団体です。
僕は知りもしなくて見た事も聞いた事もない団体でした。
名古屋にプロレス団体がある事自体この時初めて知りました。

プロレスはどこにあっても非現実空間
やっぱり自分はこれがやりたい!と

会場にいる中では柔道もやっていたから割と体格は良い方だったので、スポルティーバの斉藤オーナーに話しかけていただきました。

そこで自分は「プロレスがやりたいんです。」と打ち明けて話しました。
そうしたら、「じゃあ、やるか?」と言っていただきました。
自分もそこで迷わず「やります!」と。

とにかくプロレスがやりたい一心だったので、両親や会社には事後報告でした。
そうしてでも自分はどうしてもプロレスがやりたくてプロレスラーになりたかった。

会社に辞めることを伝えたらかなり驚かれてめちゃくちゃ止められました。
まぁ、そりゃあそうか笑
新入社員がいきなりプロレスやりたいんで会社辞めますって言ったら「はぁ⁈」ってなるよね笑

決意は固かったので揺らぐことなく退職
日々の練習など一生懸命やっていたら両親も認めてくれました。

というような流れでプロレス業界に入り、プロレスラーへとなっていったのです。
こんな感じで自分のプロレスラー人生は始まりました。


会社員だったら安定していただろうけど、つまらなかった。
会社員をしていなかったらこの決断に踏み切ることはできなかった。

全ては必然で無駄なことは一つもないと思ってます。
運命の流れに逆らわず、自分の感情に正直に生きているだけ。

以上、僕がプロレスラーになるまで。でした。

また頑張って更新しますね!✊
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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