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あきらめる。変わることと変わらないことを明らかに観ること。

8月29日「繊細さんのおはなし会」

この企画も7月末からはじめてこの短い期間に3回!
さまざまな方に来ていただけてうれしい限りです。
メンバーによっても、ぜんぜんちがう空気感になるし、響き合うポイントがちがう。今回は女性メンバーばかり。はじめまして同士でも、おたがいの光を見いだせることへの希望も感じられる。


みなさんとお話しながら、あらためて気づくのは「ただそこに在るもの」に光を当てることへの意識。
どうしても「ないものねだり」になって、今はここに「ない」ものを探してしまう。「もっと〇〇になりたいな」「もっと△△できたらいいのに」そんなふうに。
もう少し言うと「あるべき」「こうであったらいいな」と願う、あるいは求められているカタチに照らし合わせて、欠けているものを探して、埋めようとしつづけてしまう。


今日も話題になったのは「世の中のボリュームゾーンに合わせて生きようとしてた時は、たいへんだったね」という話。たいへんさは人によっていろいろで、人生の中でその「適応」を徹底的にやる時期もあってもいい。そこで身につけた力も経験もいっぱいあるし、それによって鍛えられたとも言える。サバイバルする力はある程度育てていく必要があるけれど、外側に合わせ続けることって限界があるし、私はそろそろもうそれに飽きてきた(笑)

やみくもに幻想の「みんなとおなじ」を求めていたことに気づいて、そこから降りられたらいい。それぞれの「ちがい」を組み合わせながら生きていく術にシフトしたらいい。
自分はいつでも育て直すことができるから、どんなところに可能性があるのか観たらいい。

そして、変えられないところもあるから、それはあきらめるしかない!
繊細さには、変えられるところと、育ててたくましくしていけるところが両方ある。ただ繊細なままいなくてもよくて、それぞれの今に最適化していけたらいい。

そうしたらそれぞれの色がビビッドに出てくる。それがただただわくわくする。


ないものねだりじゃないとして、
いまここにあることに、ただフォーカスしてみたら何がある?

ワークショップの終盤のお互いへのフィードバック。
ほぼ初対面同士でも、そのひとの色をお互いにたくさんうけとっていることが、いつもよくわかる。

ことばからも、行動からもわかるけれど、それ以上に、ただその人が醸し出す空気にすでにしっかりと映し出されていて、それを見ていると、もうそれぞれを生きるしかないじゃない?みんなそもそもこんなにちがっているんだし。っていう気持ちとともに、参加者のみなさんへのなんだか愛おしさみたいなものがこみ上げる。


ただそれぞれの持っているものを、生かしやすい場所に置くこと。
うまれもったタネが、発芽して、花を咲かせやすい環境を揃えていくこと。
磨いていくポイントはどこなのか。そんな光の探索をいっしょにするようなライフデザインセッションも少しずつはじめていこうと思います。
たのしみ。


次回、9月の開催はリクエストもあり平日昼間の回も調整中です!






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