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23 おでんの日




今日は祝日につき、完全なるゆるnote。

朝のオンラインのあとは、おでんを仕込むために、買い物へ。車で10分のところにある、愛して止まない福島屋さん。(私的だいすきスーパーランキング2位!1位は小淵沢のひまわり!)全国のこだわり食材が集まっていて、何を買っても想像を越えたおいしさ。食材へのこだわり、愛情と心意気が、半端なく感じられるところに、しびれる。

今日は、手作りこんにゃく、手作りのおみそ、宮城の練り物、地元の採れたて野菜。立派な葉付きのだいこんを見つけて、うれしくなってつい買ってしまう^_^
葉っぱは刻んで、油揚げといっしょにふりかけに。
ごま油とあまじょっぱい香りがすると、学生の頃にいっしょに暮らしていたおばあちゃんを思いだす。

あの頃、夕方早い時間に帰宅すると、たいてい、水戸黄門の再放送の音と、出汁のいい匂いがしてた。ひじき、切り干し大根、きんぴら、おから、、、
そういうおかずが、夕方には出来上がっていて、台所で、おばあちゃんと並んでつまみ食いをする。小皿にひと口のごはんとおかずをのせて、おやつがわりに食べていた。地味な暮らしの、地味なひとコマなのに、胸がきゅんとなる。
なつかしくてしあわせな記憶。


おでんは、下ごしらえを丁寧にするほどに、ぐんと美味しくなる。ぐつぐつとおでんに味を染み込ませながら、パソコン作業をしたり、本を読んだり。出汁のしあわせな香りに包まれて、1日中おでんを美味しく食べることばかりを考えて過ごしたみたい笑




昨日のキラキラした街も、時には楽しいけれど、今日みたいなしみじみとした日常があってこそ、刺激的な日が輝く。
でも、月日が経ってから思い出してきゅんとするのは、日常のなんてことないひとコマなのかもしれないな。


昨日から再燃している、
河井寛次郎名言シリーズ。

暮らしがしごと しごとが暮らし


20代のわたしがこれだ!と思い、
それ以降、しごとも暮らしも遊びも、渾然一体。
すべてひっくるめて楽しんで、味わうのがわたしの理想になった。


ということは、
本気モードで美味しいおでんを作っている今日は、
相当に理想的な1日なのかも。
暮らしも仕事も学びも遊びも、まぜこぜに。

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