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就活における面接のコツ

大前提、面接とは「マッチング」の場であります。

企業はもちろん、面接を通じて応募者を選定しますが、応募をしている候補者にも選ぶ権利はあります。決して、「通過するための面接テクニック」について記述する訳ではないという旨ご理解ください。

ありふれたテーマですが「面接」において大事であると思うことを書いていきます。

また、今回の内容は就職活動において、数えていないが上場企業から10以上の内々定を頂き、かつ転職活動を経て5社渡り歩いた個人の独断と偏見にまみれた内容であることもご承知いただきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。

以下目次です。


「対話」を心がける

よく、模擬面接動画などを見ると、暗記してきたようにスラスラと長めの自己紹介を展開される方がいます。
或いは、定型の
・私が学生時代に頑張ったことはOOです
・こんな挫折や努力がありましたが、私はこんなことをしました
・貴社への志望動機はOOで、貴社ではOOを学んで活躍したいと思います(←聞かれていない)

こんなトークを長々としてしまうケースも良く見ます。
実際、私が面接官をしていた際もこのパターンは無限に見てきましたが、無限にいるがゆえに正直印象に残っていないです。

ので、あまりよくないでしょう。

面接官は必ずしも対話のキスパートではないとはいえ、言葉のキャッチボールや相手の反応を楽しむ「対話」を行えると差別化になると思います。

相手の聞きたいこと≠自分が話したいこと


私も日々反省するところですが、やっぱり自分を知ってもらいたい欲だったり、話を聞いてもらいたい思いがあるのでついつい話が冗長になることってありますよね。

聞いていないことを話されても先方も困ってしまいます。

例えば面接で「ガクチカ」を質問されるとします。
しかしこれもあるあるとしてですが、「学生時代に頑張ったこと」に加えて「その会社を志望している理由」を追加で語り始めてしまい、本題がそちらに代わってしまうことがあります。

結構こういうパターンは見かけます。

面接で見られているコミュニケーション力は、個人的には相手を不快にさせない対話ができるか、という意味が内包されていると思います。
聞かれていないことをしゃべらないことも、相手を不快にさせない立派なコミュニケーション力です。

結論ファーストで、しっかり「質問」へ回答しましょう。
必要な事項であれば先方からうまく質問してくれるはずです。

もしどうしても話したい事がある場合は面接が終わった後のエレベーターへ歩く途中で話したり、Youtubeやラジオ配信みたいなのを個人で展開していきましょう。

相手との共通点を探す

今の時代、だれもがSNSをやっています。新卒の面接などは難しいかも知れませんが、中途採用の面接の場合、人事・現場担当者名がわかることは多いですし、役員や社長面接なら必ず何かしらの情報がでてきます。

共通の話題となる興味関心は必ず見つかりますので、探しておくと良いと思います。
難しいときは、相手に対して興味があるということをアピールするために、先方へ質問するのが良いでしょう。

趣味とか好きな食べ物を質問してしまうと、知らないコンテンツのときに詰んでしまうので、仕事上の哲学や新卒時代にやってよかったこと、最近買ってよかったものとか無難な内容を聞くのが良いと思います。

私は質問する事項はメモに残しており、どうしても忘れてしまった場合は
「すみません、聞きたいことたくさんあったんですが、緊張して忘れてしまいました、、、。メモ帳見てもいいですか?」など一旦断りを挟んでからメモを取り出したりしていました。

最後に

上記のことを留意して、それでも内定が出ないのであれば業界的な適性が無いか、サラリーマンに向いていない方です。

それでもどうしてもやりたい事柄があるのでしたら起業しましょう。

何か気になることがある方はぜひご連絡下さい。
お力になれることが有るかもしれません。


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