「良好な人間関係」とは誰とも仲良くしないこと

昨日書いたブログの続きみたいになっちゃいますが、私は同じ会社に29年間勤めておりまして、見方によっては「継続して凄いね」とも言えるのですが、辞めたくても辞める勇気が無かったとも言えるのです。

さっきTik Tok見てたらラファエル様という仮面かぶった人が、「生涯年収稼げる目処が立たないのであれば今の会社(サラリーマン)を辞めてはいけない」と言っておりました。

コロナのような常識がひっくり返る事態になっても、インフラ的な役割の会社に所属していれば、なんとか食べていくことは出来るので、一過性の人気商売はお薦めしないラファエルさんのコメントは理にかなってると言えるのです。

何か一つの会社やニッチ過ぎる業界に依存した仕事だと即刻、退場となることもありえるわけで、今の時代、二足のワラジ、三足のワラジで渡り歩いた方が有利と感じております。

これは資産運用の勉強をはじめてから学んだのですが、リスク分散を人生設計に組み込むことは必須でして、一つの会社で同じ仕事を29年間もしているとは、日本円だけで貯金をしているようなもので、見方によってはとんでもなくリスキーな事を人生を賭けて行っているとも言えなくなないです。

自分が29年間も同じ会社で働いていたことが末恐ろしく感じる事もあるのですが、私はたまたま同じ会社でも仕事内容は多岐に渡り経験できていることが少しもの救いであります。

「貯金」と「投資」どちらが大切か問題のように、「嫌いな人と働いて年収を取るか」「不安定でも精神的自由を手にするか」問題がありますが、

ストレスフリーな状態で精神的安定と自由な状況にいることが、良い仕事を行う上で必須条件だよと、上手くいった人は口を揃えて言うのですが、私も同感です。一つの会社にしがみついて、事が起きた後に社会のせいにしたところで、自分の先見の明の無さとリスク管理の低さを露呈するだけと思うのです。

今、40代後半、50代前半くらいで経済的にすっ転んだら取り返せずに人生終わる人が大半だと思うので、

①精神的な安定を作ること ②お金の勉強を行うこと に時間とお金を投資することは最重要と感じてます。

人が介在すると精神的安定に支障をきたす可能性が高まるというのが私の持論でして、「仲良くしよう」とする心が発端で悪さをすると思っています。

タイトルの補足をするとしたら、「仲良くしない」というのは、「わざわざ悪い関係になる」という意味ではなく、適した距離感で人間付き合いし、鵜呑みにせず常に疑問を持っておこうねという意ですので誤解無きよう願います。

ここまで読んで気付いた方もいらっしゃると思いますが、私は生活のために今の仕事をしているだけで、この仕事が生きがいだとか楽しくて仕方ないとかは思っていません。会社の人間関係も悪くはないですし、それなりに活躍していると自負していますが、この先の人生、会社ではなく、自分の人生を優先して生きていこうと決意している次第です。




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