身を護るために必要な "真実":台湾有事に思う

「情報」は戦争では一番重要視される。「敵の実態は何か」ということ。だから、戦略・戦術を立てて戦える。

裏を返せば、敵に「偽の実態」を掌握させ「味方を守り固める」ことへつなぐことが可能だ。虚々実々、太古から続く戦いの在り方。フィールドは、経済であり人心であり子供への洗脳というところか。

「だまされない」のが、今の時代で最も大切な "技能・技量" といえる。それが価値を生む。その価値をつかむために、多くの戦場を経験しなければ慧眼は生まれない。

では、眼力は、全体主義出身の人間が優位なのか?

否、民主主義で多様化が進んでいる社会の出身者のほうが「嘘」という戦場に出会うチャンスが多いから "真実の目" をもつことができる。全体で「初めから嘘」を信じ込まされるよりは・・・である。

どこが勝つか、その行方は誰にもわからない。なぜなら、「勝った」ということ自体・事態が偽情報の可能性があるからだ。よりどころは、自身のみ。普段から "真実" を求める姿勢が "身を助ける" のだ。

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