世界は量子の"正解"へ突入した

毎度の妄想です。(日経ビジネスさんの記事参照)

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「量子の正解」へ突入している感あり。
つまり「正解でもあり間違いでもある」が同時に存在するのだ。

20世紀は「正解か間違いか」の世界であり、エッジが鋭く立ち上がった時代だった。曖昧は排除される。

21世紀に入って、「切り口によっては正解」または「見た瞬間から誤解が始まる」時代に入ったと認識している。

選挙のために対立軸を作っても意味をなさない。好きなことを好きなだけ大声で "がなりたてて" ればよろしい。有権者はそれを「正解」「間違い」と自身で判断すればよろしいのだ。

一方で民主主義の崩壊は時間の問題となりつつある。崩壊した社会では、有権者は口を噤いで、うつむきながら生きていく世界となる。これは一つの価値観が「正解」で全体をまとめる社会だから、「間違い」はない。あってはならないのだろう。

これこそ量子の世界だ。「正解」「間違い」は常に同時に存在する。民主主義はパラメータで「正解」を引き出すことができるが、これが崩壊すると「正」「不正」が同時に存在したまま、パラメータでどちらかに明示できなくなる。

一人一人の政治家や政治の中枢にいた人たちの功績は、「功罪」ともにあるのだろう。パラメータでどちらを明示するか。それも、時々のパラメータで移り変わる。

小田嶋様、心配ご無用でござる。世界は混沌としているのだから。

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ということで、朝から気持ちよく妄想できました。いつも、日経ビジネスさんに妄想を掻き立てられます。もちろん日経新聞さんからも。妄想している間は、わたしはとてもご機嫌なのです。



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