気候変動と自然資本:ニンゲンがかかわって経済とともに

自然資本:経済学の資本(生産の原資・手段)の概念を自然に対して拡張したもの。自然資本から生じる生態系サービスの経済的価値は、アメリカドルで年平均33兆ドルと見積もられている。自然資本はストックであることに留意が必要。自然資本の酷使(過伐採や漁業資源乱獲など)を行うことにより、自然資本が損なわれる。

事業者が環境コストを負担しないことで、ストックされていた自然資本の再生がおろそかになる。同時に、気候変動による極・寒冷地での氷の融解や、水蒸気量増大による洪水や極端な旱魃・干害などにより、ニンゲンの生活環境以外に居たウィルスや細菌などが現れ、あらたな感染症拡大を引き起こした、パンデミック(を繰り返すこと)が予想されている。

ニンゲンの経済活動に自然資本を組み入れ、ストックの再生を担って資本として回していく経済を直ちに構築し運用しなければ、経済を回していくことができなくなる可能性が高い。喫緊の課題として捉え行動する必要がある。

と、この記事を読んで学びました。(日本経済新聞 参照)

自然も資本である 「成長」で食い潰さぬ知恵を

気候変動、感染症200種の脅威増す ウイルス移動広がる

※定義はWikipedia参照


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