コンビニ袋を あぶら紙 へ
って、どうでしょう。
アマの種子 (亜麻仁) から得られる乾性油。そんでもって、和紙。組み合わせると 油紙 の出来上がり。
最近は減少傾向に歯止めがかかりませんが、環境にやさしい ”紙袋” として活性化させてみるのも一案。
意匠や使い勝手(取っ手の付け方など)をよくすれば、5円程度の出費で満足感ある 包装持ち帰り となるはず。コンビニやスーパーで5円で販売するとなれば、油紙産業には好影響をもたらすのではと思うのです。
おもしろいのは、3Dプリンター+油紙。和紙を3Dプリンターのノズルから出して、つなぎ目やのりづけのない、立体和紙のできあがり。途中で亜麻仁油を吹き付ければ、立体あぶら紙の出来上がり。どうでしょう?
リカレント。植物由来のモノコトから、大地や大海原へ戻って、また、育まれ活用する。江戸時代をほうふつとさせる循環。油紙は、防水・耐水・防錆などの用途で利用されていたようです。私も、幼い頃、油紙で包んだものを紐解いた記憶があります。肉屋さんのコロッケもそう。
日本の記憶を、ふたたび呼び戻す。ここから、環境にやさしい消費者が生まれ、それを支える匠が育つのだと思った次第。
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