ベーシックインカムほど、研究・探求者に必要なものはない

「生活のために働く」から脱しなければ研究・探求に多くの時間を割くことができません。

発見に至るまではぜいたくな暮らしを必要としません(私的解釈)。生きていける程度の衣食住を確保できればそれでいいのです。

これをサポートできるのがベーシックインカムと考えています。ベーシックインカムが施行された社会では、大企業というより「個人事業主の連合体」の様な組織が増えてくるでしょうから、誰しもが発見者であり企業経営者である状態が日常となります。

ベーシックインカムの財源は、研究・探求の成功者から得ることにし、学術以外でも社会的名誉を研究・探求者へ付与する仕組みはいかかでしょうか。そして、研究・探求成果の応用で成功した企業からも財を出してもらい、次の利益を生み出す人材確保が有利になる仕組みにできれば、弱点である財源の心配が少なくなるかもしれません。

ベーシックインカムは、「人の怠け癖と無責任を助長」する部分を改善する仕組みと仕掛けと、「発見と利益を求め続ける人々」を活気づける仕組みと仕掛けが上手に組み合わされば、社会制度として成り立つと考えています。本格的に検討する段階にきていると思います。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25754140W8A110C1TCR000/

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